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徳用昆布佃煮からの考察

もったいないのでは?

毎回食べ終えると容器を捨てる
ということに疑問を持ったわたしは

ご飯のお供、昆布の佃煮(しそ)を
今回袋に入ったお徳用にしてみたのだ。

いつものより沢山入っていて
値段も安い。

いつものは容器付きなので
蓋を開けた瞬間から食べられる。

今回のお得用は
詰め替えるという負担があるので

そう言えば買ってたわ!と
お供に困ったある時

ふと思い出したりしたくらい
遠のいていた。

休みのある朝
詰め替えに挑戦してみることに。

昔はこうやって詰め替えてたよなーとか
父親がこうするとやりやすいとか

コツを教えてくれたのを
思い出しながらやってみた。

袋を開けて逆さまにしたら
ほとんどタッパーにスポッと入って

なーんだ
結構簡単やんか

と思っていたのも束の間
ここからが勝負だった。

袋の内側についた昆布を
お箸でキレイに取るのが難しい。

手についたり、こぼれたりしながら
なんとか詰め替え完了。

汚れたテーブルを拭きつつ
こんな風に思った。

容器付きの佃煮は割高だ。
だけど、すぐに食べられる。

徳用の佃煮は割安だ。
食べるまでに詰め替えするので時間がかかる。

もしや
お金を払って時間を買ってるのでは?

じゃあ今まで
買ってた時間、何に使ってたのだろう?

謎や

溶けてキレイさっぱり
流れ去っている気がした。

時間が無くて忙しそうな人も
余裕のあるゆったり生活の人も

同じだけしか時間がないのに
こういうことなんじゃないか?

買った時間
詰め替えにかかる心理的負担

プラスチックごみが減ること
お値段お得に食べられること

どれをチョイスしたら
わたしにも家族にも地球にも優しいか

なんか絶妙なバランス感覚
必要やわ、こりゃ。

とりあえずわたしは
詰め替えの負担さえも気にならないくらい

父親譲りの詰め替えテクニックで
今に時間を使ってやってこかな

と、今は思う、今は。

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