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直島・豊島・犬島/ 現代アートの島々

ベネッセアートサイト直島について


ベネッセアートサイト直島は、直島・豊島(香川県)・犬島(岡山県)を舞台に(株)ベネッセホールディングスと(公財)福武財団が展開しているアート活動の総称です。


〈目次〉
1.地中美術館
2.李禹煥美術館(リ・ウーファンびじゅつかん)
3.ベネッセハウス ミュージアム
4.家プロジェクト
5.ANDO MUSEUM
6.直島銭湯「I♥湯」
7.宮浦ギャラリー六区


1.地中美術館
地中美術館は「自然と人間を考える場所」として、2004年(平成16年)に設立されました。

直島の南部に位置し、館内にはクロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの作品が安藤忠雄設計の建物に恒久設置されています。

瀬戸内の美しい景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設されており、地下でありながら自然光が降り注ぎ、四季を通して作品や空間の表情が刻々と変わっていくのも特徴です。

地中美術館


2.李禹煥美術館(リ・ウーファンびじゅつかん)現在ヨーロッパを中心に活動している国際的評価の高いアーティスト・李禹煥(リ・ウーファン)と、建築家・安藤忠雄のコラボレーションによる美術館です。半地下構造の建物の中に、李禹煥の絵画・彫刻が展示されています。

李禹煥美術館


3.ベネッセハウス ミュージアム
「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として、1992年(平成4年)に開館しました。宿泊施設は「ミュージアム」、「オーバル」(1995年)、「パーク」「ビーチ」(いずれも2006年)の4棟からなり、全て安藤忠雄の設計によるものです。

美術館部分にあたる「ミュージアム」は外に向かって大きく開かれた構造をもち、室内にいても常に外部の自然を感じることができます。

ベネッセハウス ミュージアム


4.家プロジェクト
家プロジェクトは直島・本村地区において展開しているアート活動です。

宮島達男による「角屋」(1998年)に始まり、現在(2014年)では、「角屋」「南寺」「きんざ」「護王神社」「石橋」「碁会所」「はいしゃ」の7軒が公開されています。

現在も生活が営まれる地域で、点在していた空き家などを改修し、人が住んでいた頃の時間と記憶を織り込みながら、空間そのものが作品化されています。

家プロジェクト「角屋」


5.ANDO MUSEUM
安藤忠雄の設計による打ち放しコンクリートの空間が、本村地区に残る築約100年の木造民家の中に新しい命を吹き込んでいます。

過去と現在、木とコンクリート、光と闇。対立した要素が重なり合う、小さいながらも安藤忠雄の建築要素が凝縮された空間です。

ANDO MUSEUM


6.直島銭湯「I♥湯」

アーティスト・大竹伸朗が手がけた実際に入浴できる美術施設です。

直島島民の活力源として、また国内外から訪れる人たちと直島島民との交流の場としてつくられたこの銭湯は、外観・内装はもちろん、浴槽、風呂絵、モザイク画、トイレの陶器にいたるまで大竹伸朗の世界が反映されています。

大竹伸朗 直島銭湯「I♥湯」


7.宮浦ギャラリー六区
宮浦ギャラリー六区は、2013年夏、直島・宮ノ浦地区に設置されたギャラリーです。

建築家・西沢大良により、かつて島民が娯楽を求めて行き交っていた娯楽の場「パチンコ999(スリーナイン)」が、隣接する公園とともに、島内外の人々が集う新たな憩いの場として生まれ変わりました。

企画展示をする場として活用していく予定です。

宮浦ギャラリー六区


引用元:  「香川県」ホームページ

以上

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