潜在意識について
潜在意識の存在を知り、人生をより良い方向へ進める
〈目次〉
1.はじめに
2.潜在意識の解説
3.潜在意識を働かせる
4.潜在意識を変える方法
5.まとめ
1.はじめに
皆さんは「潜在意識」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
潜在意識とは「自覚されていない意識」のことのことです。
この潜在意識は、意識全体の9割以上をしめていると言われいます。そのため、私たちの日常生活に大きく影響をあたえています。
今回は、この「潜在意識」について、ご説明したいと思います。
2.潜在意識の解説
私たちの心の中には、「顕在意識」と「潜在意識」の2種類が存在しています。
心の中の内、顕在意識が3%~10%前後、潜在意識が90%~97%前後と言われています。
顕在意識とは、自覚している意識であって言葉にできる意識のことです。
潜在意識とは、自覚されていない意識であって、過去の経験や価値観から形成されるものです。
潜在意識は「無意識」とも言われています。
この「無意識」そして「潜在意識」に最初に着目したのが精神科医であり、心理学者のジークムント・フロイトです。
フロイトは、神経症の症状の原因について研究を重ねました。研究の結果「神経症の症状の原因は、過去のトラウマからくる無意識が大きく関わっていること」を発見しました。
1880年代頃の当時ではほとんど認知されていなかった「無意識」の存在を初めて確立させ、精神分析学の創始者として知られるようになりました。
また弟子の精神科医であり、心理学者のカール・グスタフ・ユングは無意識をさらに個人的無意識
と集合的無意識(普遍的無意識)の2つに分け、無意識の可能性を大きく広げました。
過去のトラウマが大きく関係した考え方のフロイトに対し、ユングはトラウマ以外の「無意識とも」上手に付き合うことで人は、より創造的な人生を歩むことができると、考えました。
そして、この「潜在意識」・「無意識」は、実は生まれてから数十年かけて作られたもので、幼少期の生育過程や過去の経験が大きく影響します。
3.潜在意識を働かせる
自分の思考をポジティブなものにすると、潜在意識が働き、良い結果を引き寄せやすくなります。
引き寄せの法則とは、強く願ったり、信じたものは叶いやすい、実現しやすい。
反対にネガティブな思考でいるとマイナスなものを引き寄せやすい、というものてす。
「思考は現実化する」
― というナポレオン・ヒルの言葉にある通り
自分の考え方が良い結果を引き寄せたり、周りの環境さえも作りだしていきます。
4.潜在意識を変える方法
ここでは、一般的に代表的とされている方法をご紹介します。
①「ありがとう」をたくさん言う(感謝の気持ち
を持つ)
「ありがとう」をたくさん言う習慣を持つこと良さは、いろいろな書籍などであげられています。
潜在意識がポジティブな状態な人ほど、感謝の気持ちをたくさん持っていると言われています。
「ありがとう」という言葉をたくさん使うことで、感謝の気持ちが強くなると言われています。
感謝の気持ちを持つことにより、自分の心が満たされ、そのことで、潜在意識が肯定的に物事をとらえるようになります。
②物事のポジティブな点に注目する
物事のポジティブな点に注目することを習慣化します。
例をあげます。
・友達が約束を忘れて予定が空いてしまった
→自分の時間を確保することができた
・苦手な相手と仕事を組むこと
→自分の対応能力を高められる
物事を肯定的に見る習慣をつけることで、潜在意識も変わっていくと思われます。
③ポジティブな環境に身をおく
ポジティブな環境に身をおくことは、とても大切と言われています。
ポジティブな環境の例をあげます。
・前向きな友人や知り合いが多い
・元気を感じるコミュニティに参加する
心理学では「頭の中のイメージが現実化しやすい」と言われています。
ポジティブな環境に身をおくことで、自然と自分の頭の中のイメージもポジティブになることが期待できます。
④成功本を読む
お手本となる成功本など、成功体験を沢山知ることは、潜在意識を変えるのに大きく役立ちます。
自分がなりたい姿や、実践したい本を読むことで、自分がその疑似体験を出来たり、イメージがしやすくなります。
5.まとめ
人の心は、潜在意識が大きなウエイトをしめています。
この潜在意識の存在を知り、自分にあった方法で有効に活用できれば、人生をより良い方向へ進めることができるかもしれません。
以上
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