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ヴィーガンはおしゃれであってほしくない

私はかなり、いい加減なヴィーガンで、肉はほぼ食べませんが、魚介類は時折食べます。
生鮮食品以外は原材料を一応見ますが、動物性の油脂を完全にシャットアウトしていません。

だから「まぁー、しかたないか」くらいで買ってしまいます。

そんなのヴィーガンじゃないよ!と言われそうですが。


私のプロフィールにのっているTwitterのアカウントはヴィーガンの方々をメインにフォローしています。

基本的に自分の健康のためにというよりも、動物愛護の観点からヴィーガンになっているという方が圧倒的に多い。というか私の知る限りそういう方ばかりです。

わんちゃん、ねこちゃんだけではなく、畜産動物や実験に使われる動物たちの実態についても頻繁に触れられます。
そしてイルカショーはイルカにとって何の益もない、と反対している方もいます。

はたまた環境保護の観点から、ペットボトルなどの飲料をできるだけ買わないようにしているという方も珍しくありません。

私もペットボトル、今年はたぶん1本も買っていないかな?

こんな風に”ヴィーガン”と言っても色んな視点を持っている方がいて、ただの食生活のスタイルにはとどまりません。

私のTwitterのアカウントではあまり流れてきませんが、気になるのが、ヴィーガン料理を楽しめるレストランなどのお店。
私の印象では東京でいうとオシャレな場所にあって、店内もとてもスタイリッシュ。

そして値段も決して安いとは言えないような気がします。

なんというんでしょうか?ヴィーガンがファッションとして扱われているような気がしてしまうんです。

端的にいうと、オシャレな場所ではなく、普通にそんじょそこいらのラーメン屋さんやファミレスで、ヴィーガン料理が提供されるようになったり、ありきたりのスーパーマーケットでヴィーガンの食材が普通に手に入ったりして、初めて世の中変化の途につくのでは?


私のTwitterのタイムラインにはもう目を覆いたくなるほどひどい扱いを受けている動物たちの動画が流れてきます。

最初は目を背けてはいけない、とミュートしたり、ブロックしたりはしていなかったのですが、さすがに心の準備なく、そうした映像が現れると気持ちの上でかなりのダメージを受けるので、最近はミュートしています。

そういう映像のソースもわからないですし、どういう意図で、誰が撮影するのかは分かりません。

全てが本当ではないかもしれません。

でも、スーパーの食肉売り場でパックされている肉を見て、少なくとも
「これは、狭い、劣悪な環境で飼育され、そうした環境以外知らず、ただ人間に食されることだけに生まれてきた畜産動物たちなんだ」、という認識だけは多くの人に持ってほしいと思います。

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