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阿佐ヶ谷姉妹「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」

こんにちは、もはです。
昨夜から春の嵐という感じの天気ですね。今日はお家で引きこもっている方が多いんじゃないかな。

僕も昨夜から引きこもっていて、何やらエンタメスイッチが入ってしまったんですよね。ネトフリであと1センチの恋を見た後に、武井壮さんのYoutubeライブを明け方5時過ぎまで観てしまいました。

きっかけはひろゆきが「武井壮のYoutube面白いのに人気ないんだよな」って言ってたのが気になっていたらですね。
深夜3時から急に始まってなんかコメントもめっちゃ読んでもらえたし、話す内容も結構親身で深くてすごい面白かったです。
久しぶりにしっかりと、オトナの人の話を聞けた気がしました。

スポーツなどを通して自分の体にいろんな経験を貯めている人って、見識が広いですよね。教養というか、人間としての深さがある。
やっぱり人間って、経験と知識がモノをいうなぁと思います。
皆さんも機会があればぜひ一度ご覧ください。

さて、ではそろそろ行きましょう。

初めてのKindle読書体験となった一冊

本日の本はこちら。阿佐ヶ谷姉妹の「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」


こちらの本は前々から書店で気になってたんですが、Kindleでセールになってたこともあり、お試しで買ってみました。
先日の誕生日に、彼女にKindle Oasisをプレゼントしてもらったんですよね。

最初は高級品だし慣れるか不安でしたが、すぐに慣れちゃいました。
いいところはまたキチンとまとめたいですが、とりあえずあげるなら、寝っ転がりながら読みやすい事ですね。

本って両手を使うのでなかなか姿勢が定まらないですが、Kindleだと軽くて片手で読めるので、寝室にぴったりです。

本を置く場所もそんなにないし、紙の本と同時並行で楽しんでいこうと思います。

「私の落とし方選手権」から飛躍したお二人ならではの優しい文章

肝心の本書の内容ですが、こちらは阿佐ヶ谷姉妹のお二人が、交互に日々の些細な出来事をエッセイにまとめた一冊。
お二人の記事が交互に出てきて、単行本ではお二人が描いた短編恋愛小説もあります。

ゴッドタンの「私の落とし方選手権」で、えみこさんの演技力&脚本力がブレイクしましたが、こちらのエッセイでもそのお力は健在でした。
全体を通してとても優しい文章で、あっという間に読み終えてしまいました。

印象的なお話は、阿佐ヶ谷で有名な町中華「朝陽」のお話
街中華を営むご夫婦の優しいエピソードなのですが、後半に語られる悲しくも温かい夫婦愛のエピソードが泣けました。
文中では阿佐ヶ谷姉妹のお二人も号泣したそうですが、私も読み進めながら涙腺が緩みました。
普段、当たり前のように存在してくれている大切な人に、感謝の気持ちを伝えたくなる温かいエピソードです。

また、テレビではお姉さんのエミコさんが際立っていますが、みほさんの文才も独特で面白かったです。
見た目は姉妹同然、ほぼ同じ時を過ごすはずのお二人ですが、お二人の小競り合いのシーンの描写など、こんなに違いが出るんだなぁと笑ってしまいます。

書き下ろし恋愛小説「3月のハシビロコウ」はとてもよかったですね。
リアリティの中に程よくフィクションがおり混ざっていて、気持ちのいい文章でした。

どれをとってもほっこりする、暖かいエッセイ集でした。

本の紹介は、こんなところですかね。

誰が読んでも「心地いい」文書って尊い

noteを通じてこうした文章を書いてみて思うことがあります。
心地の良い文章を書けるのってすごい!

昔は、「エッセイって誰にでもかけるんじゃね?」なんて思ったこともありました。
日常を切り取って文字にまとめるのって、そんなに難しいのかなって。

でも、こういう質の高いエッセイを読むと痛感します。
やっぱり心地のいい文章を書ける人は数少ないし、凄い技術ですね。尊いです。

芸人さんはやっぱり表現力がありますね。
あんな表現力が自分にも身についていたらなぁ、と思います。

まぁ、言葉を扱うプロですからね。
そりゃ上手いですよね。

もう一冊読み終わった本もあるし、元気があったらまた夜にでも書こうかな。
では皆様、引き続きいい日曜日を。

それでは、また。

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