林伸次「大人の条件 さまよえるオトナたちへ」
大変ご無沙汰しております。
もはです。
いやはや、ずいぶん久しぶりのnote更新で少し緊張しています。
前回の更新は3月21日ということで、1クール分も空いているじゃないですか。。。
更新が滞った理由は明白で、4月から遂に働き出したからです。
知人は知ってくれていますが、4月から実家の工場で働いています。
今までごく一般的な、デスクワーク主体のサラリーマンだったので、慣れない肉体労働は大変ですね。精神的疲労はないんですが、肉体がどうしても疲れてしまって、土日も今までのように外出することが減りました。
読書からも少し遠ざかってしまいました。
読書って、心と体に余裕がある時に楽しめる贅沢な趣味なんだなぁとふと思っちゃいましたね。
ただよかったこともあって、肉体が少し筋肉質になりました。30手前にしてマッチョキャラへの参入です。
どうせ肉体労働するなら、サラリーマンのころに体型気にしてリングフィットアドベンチャーとかやらないでダラダラしてればよかったなと思うほどです。笑
近況報告はこんな感じですかね。
まぁ誰も待っている人はいないと思うんですが、久しぶりにnoteをゆっくりする時間ができて嬉しい限りです。
実は読んだけど更新できてない本が多いので、この土日で何回か更新できるといいな。。。
では、いきましょう。
『残念な大人になりたくない』あなたへ贈る一冊
本日の本はこちら。林伸次の「大人の条件 さまよえるオトナたちへ」
こちらの本は、春日駅にあるPebbles booksさんで購入しました。
無性に、帯のコメントに惹かれてしまったんですよね。
30歳を手前に自分の考え方や価値観が固まってきた今だからこそ、読んでおきたい一冊だなぁと思って手に取りました。
読んでみると、よくここまで具体的に言語化できたなと思わされるほど、内容に溢れた一冊でした。
こういった思想や考え方というものは、言語化するのがとても難しい。
僕も知人と話すときによく考え方や価値観の話になりますが、会話だからこそ成立するぐらいのレベルなんですよね。
考えが固まっていないまま口にするから、その場の空気や話し方で相手に伝えられるけど、後から振り返ると、そんなこと考えてたっけ?と言いたくなるほど、無意識に口に出してることも多くて。
それほど一般人には難しい曖昧なオトナの価値観について、具体的に言語化して丁寧に考察された本書は素晴らしいと思いました。
著書の柔らかい語り口調も良くて、バーのマスターで培われた経験が文才に生きているんだろうなぁと思います。
いつまでも同じ自慢話をしてしまう人の正体とは
本書は、人間関係や仕事、恋愛や不倫などいくつもの項目について、著者ならではの「オトナならどう考えるか」という視点で語ってくれます。
私のように30歳を迎える中堅世代には、とても共感できる内容が多いと思います。
私が一番興味深かったのは、冒頭部分の「いつまでも同じ自慢話をしてしまう人の正体」についてです。
こちらの部分だけ、一部抜粋で掲載させていただこうと思います。
他の部分もとっても面白いのですがネタバレになってしまうので、気になった方は是非書籍でお楽しみください
自慢にはあるラインが存在します。
大学の自慢をする人は、それが彼にとって
一番頑張ったことか楽しかった事というラインなんです。
〜中略〜
自慢するポイントは人の「限界」なんです
ここは強く共感するとともに、私も気をつけようって思いました。
どうしても、前職の頃の自慢話とかしちゃうことがあるんですよね。
自分としても一生懸命やっていたし、楽しいことも多かったんですが、昔の限界点ばかり話してしまうオトナにはなりたくないので。改めます。
抜粋はこんなところで。
こちらの本、僕のように30歳あたりの方は共感できる点も多いと思います。
こういう会話はしたくても、なかなか同じ目線で語ってくれる相手が見つかるものではないので、ぜひ本書を通して、素敵なオトナについてのお話を聞いてみてください。
さて、今回はこんなところでしょうか。
久しぶりに文章を描くのは楽しいですね。
天気もいいし、スーパーでも行こうかな。
ではまた。
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