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事例の活用のしかたは繊細で難しい。

臨床心理や福祉の業界では、事例を学ぶことがとても大事なことになってきます。

どんなに心理学や福祉学の理論を学んでも、経験には勝てません。

学生の、臨床心理や福祉の実習のときに、教科書に書いてあることがまるで通用しなくて困った、戸惑った経験はありませんか?

やはり、ひとつひとつのリアルな事例を積み重ねないと、適切な対応はなかなかとっさには思いつかないのではないかと感じます。

ですが、ひとりの人が接する事例も限られています。

「事例をたくさん読むこと」や「グループで事例検討をすること」が、事例を経験するのと同じくらいの力を持ちえます。

どんな事例があって、どんな対応をしたら、どんな影響が出たのか。それをいろいろな角度からグループで話し合えると、とても勉強になりますし、いざというときに対応できる実力がつきます。

支援者が対応を学んだりするのにはとても役に立つ事例というものなのですが、やはり情報の扱いにはとても気を遣います。

私たち支援者には「守秘義務」というもの、相談者の秘密は守りますよ、というものがあります。ですから、おいそれとは事例を出せません。

先ほど書いた記事(障害者関連の記事です)の有料部分にも実は事例が載っており、これをどうするか悩みました。なので、敢えてここは有料にさせていただきました。

もちろん、架空の事例ですし、いくつもの事例を混ぜていますので、世に出ても問題はないのですが。架空の事例づくりもなかなか苦労します。

確かに、事例をうまく加工し、個人が特定できないように作り上げるのは一苦労ではあります。

それでも、特に若手の心理職、福祉職の人は、経験が少ない分、事例をたくさん学んでほしいなと思います。

ベテラン心理職、ベテラン福祉職の人は、若手の人たちがしっかり対応を学べるよう、「あるあるな感じ、でも架空の事例」を提供し、一緒に学んでいける環境を整えていただけると、若手も育つのではないでしょうか。

扱い方が非常に繊細なので、事例を提供するのは難しいですが、職場内や関係機関との連携などで、事例を使って勉強できる機会があると、経験値アップにつながるのではないかと思います。

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