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業界未経験者がデザインファームで社会人インターンをした体験記

これはroot Advent Calendar 2022のDay15記事です。

はじめまして、ETです。
9月末に新卒入社した企業を退職し、デザインファームのrootでデザイナーとしてインターンをしています。はじめての体験なので、振り返る意味で経緯や今の想いを書き残してみます。

インターンをはじめた経緯

前職では鉄道会社の公式アプリ開発/グロースチームでリリース直後~2年弱PjMをしていました。業務でUIUXデザインを行うこともあり、その経験からデジタルプロダクトのデザインの領域を知り、デザイナーになりたい思いが強くなっていきました。前職の環境でデザイナーを目指せないかと模索もしましたが、新しい環境や新しい世界でのチャレンジを早くしたい気持ちが強くなり退職を決意しました。

その後本格的に転職活動をする前に、Meetyを通じて代表の西村さんに出会いました。キャリアの相談をしたことをきっかけにお声がけ頂き、現在インターンとして働いています。

rootでインターンをすると決めた理由

元々退職後は勉強期間と並行して転職活動を行う予定でした。そんな中、西村さんからインターンの提案があり、メンターとなる先輩社員との面談も開催していただいてインターンすることを決意しました。理由は主に3つあります。

1. インターンで目指すべきキャリアの解像度が上がりそうと感じた

インターン以前、デザイナーとして目指すべきキャリアに悩みを抱えていました。デザイナーになると決めても、どこから自分の強みを作っていくべきか、どんなデザイナーを目指したいか、答えが見つけられずにいました。

デザイナーになろうと思った時にデザインとは何かを考えていた図

デザインの学習をすすめ、デザイナーに話を伺うほど領域の広さやデザイナーのキャリアの築き方の人それぞれさを感じるばかり…。また、私自身が元来興味が広いタイプということもあり、どの領域を極めることも興味深く面白そうに感じていました。

この悩みを西村さんに正直に伝えると、まずは体験してみて自分の得意領域を作り関心の高い領域を知ることが肝要で、それはインターンを経験する中で見つけて行けば良いという言葉をいただきました。
また、root内にはそれぞれ得意領域の異なるデザイナーがいると伺い、様々な領域のデザイナーと出会えることにも魅力を感じました。

(実際にインターンをしてみて、いろんな経験ができてますし、rootメンバーひとりひとりに「〇〇さんのここがすごい!好き!」と思うところがあります!)

2. 信頼できるメンターがいる、ナレッジのある環境だと感じた

rootには大学・スクールでのUIUXデザイン講師経験のある方も複数名在籍しており、根塾や慣れマネ会といった社内のナレッジの蓄積・共有活動や勉強会の実績があります。
また、root公式noteの記事を拝見して、育成やデザインに対する考え方を知ることができたので、共感する部分も多く信頼できそうだと思いました。

▼実際に読んだ記事の一部

3.rootが考えるビジョンやデザインの未来の姿に共感した

デザイナーとして働く上で、幅広い解釈ができる「デザイン」を自分の働く環境がどのように捉えているかも大切だと考えています。価値観がマッチしたり、なりたいデザイナー像が近い人がいたりする事も大切で、その点がrootは私自身と合っていると感じました。

▼rootのビジョン、ミッション、バリュー

頭で理由を考えると上記になるのですが、実際にはお話して感じた印象や雰囲気が自分自身と合っていそうだと思ったことも大きかったです。

インターンを通じて感じたrootのよさ

インターンを通じて感じたrootのよさがあります。良いところって色んな人に知ってほしくなりませんか?ということで、ぜひ伝えさせてください!

1. 育成を意識した実務を担わせてもらえる、やりたいことを伝えられる環境

インターンの稼働時間は限られているのですが、その中でもマネージャーの皆さんが業務上必要な領域と私自身がやりたいこと、私が出来そうなことをかけ合わせて役割を持たせてくれているのを感じています。実際に、今までの業務はすべて自分自身やってみたいと感じていた領域で、経験になっており感謝しかないです。

現在のタスクボード

初期には、新規アプリ開発のためのUIリサーチや採用広報OGPの作成を行いました。現在は新規WEBサービス立ち上げのための情報設計〜ワイヤーフレーム作成を行ったり、社内活動チーム(MIKI)に加入して組織デザインのような活動に参加したりしています。幅広く業務ができているので、自分の得意分野や伸びしろのある領域を見つけられている実感があります。

また、週1回マネージャーとの1on1があり、何をやってみたいか、何にモチベーションが上がるかなどの話を通じて業務のすり合わせをしやすいです。

2.1on1や 個々を尊重するコミュニケーションで心理的安全性を感じる

インターン初日に驚いたのは、色んな方から1on1をお誘いいただいたことでした。rootには1on1で話す文化があり、どちらかというと内向的で人をお誘いするのにチカラがいるタイプの私には、最初に皆さんにお誘いいただいたことがとてもありがたくうれしかったです。その後、私からお誘いして色んな方と1on1を実施でき、メンバーを知ることができたのも、その体験があったからこそだと思っています。

初日のあたたかな1on1のお誘い。画像ではまとめましたがそれぞれtimesからお誘いいただきました。

また、rootメンバーは総じて、人それぞれの個性をそのまま受け入れて個々を尊重するコミュニケーションをとっていると感じます。バックグラウンドが多様で異なるメンバーですが、それぞれが尊重し合いながらコミュニケーションができる環境で、心理的安全性の高さを感じています。多様なメンバーがいるので、この人のこういうところがとっても素敵だな、憧れるなとわくわくする発見が毎日のようにあります。

ほかにも、ドキュメントやデザインファイルはNotionやFigma、チャットやMTGはslack、gather、Meetとシンプルで使いやすいツールでコミュニケーションできるのがとても良いです。(gatherのログインが強制ではないのも個々を尊重する”rootらしさ”を感じます)

3. メンバーの学習意欲が高く、それらをアウトプットする環境が整っている

rootには週間アウトプットやデイリ―アウトプットといった、日々学んだことや感じたこと、考えたことをNotionに言語化し書きとめて伝える場があります。

この「アウトプット」がメンバーそれぞれの個性や思考が出ているので読むと大変興味深く面白く、また、書くことも自分自身の思考の振り返りにもなるのでとっても楽しいです。

1日に複数書いてもいいような、サクッとした手軽さがいいかんじです。

今まで私は考えたことをオープンに言語化して残したり公開した経験があまりなく、苦手意識がありました。しかし実際に言語化して公開すると、自分の思考が整理されてより明快になるし、他者と共有することでインタラクティブな効果も得られていいことづくめだ!と気が付いたので、楽しんでやっています。(これを期にnoteもはじめたので継続したい)

さいごに

改めてインターンを振り返ってみると、考えたことや感じたことであふれ、思ったよりも文章が長くなってしまいました。

元々は退職後にインターンをはじめるつもりではありませんでしたが、今はやってよかった!とはっきり言えます。

インターンを通じて得られたこと

・実際のデザインファームの在り方やデザインの仕事を実務を通じて体感できた
・自分の関心のある領域、得意な領域や伸びしろがある領域が見つかった
・個性ある魅力的なデザイナーと出会え、なりたい将来の自分に対する解像度が上がった
・rootに対する理解が深まった

西村さんからお誘いいただいたときに、目の前のチャンスを手に取って体験してみよう、やってみようと考えられてよかったてす。

他にもインターン中に業務をする中で学んだこと、考えたこと、感じたことはまだまだあるので個別に記事にしてみたいな〜と思います。

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