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exFATの外付HDDを使い回す

僕の場合、写真のデータをどう保管しておくかは、以前からいろいろと考えていました。
ひとつにはクラウドに全部上げてしまうという方法があるのですが・・

  1. 容量が多いと有料になる

  2. アップロード・ダウンロードの転送制限が発生する

  3. 時間がかかる

といったデメリットがあるので、クラウドに上げるのはSNSでよく使いそうな写真だけにしようと考えました。

1. 写真データの保存はHDD

SSDという時代でもあるのですが、HDDの方が大容量のストレージが安く手に入るという点や、サイズも2.5インチを使えばSSDと同じだということで、HDDを使う選択をしています。
それに、廃棄する際にSSDって本当に消去できているのか、消去の意味があるのか、などが未だによく理解できていないので、不安もあるのですよね。

あと、HDDは寿命が近づくと異音がしたりするのですが、SSDは黙ってお亡くなりになるので、待ったなしなのが怖いです。

ということで現在は、ラトックの2.5インチRAIDケースに手持ちのHDDを2つセットしてRAID 1(ミラーリング)で使用しています。

2. フォーマットは exFAT

僕はMacでもWindowsでも使えるようにしたいし、おまけに最近、Chromebookを使っているからそれでも使えるようにしたいです。
そんなわけで、フォーマットは exFAT 一択だと思って、HDDを設定しました。
結果的にはどの環境でも使えて、希望どおりでした。

3. スマホにつなぐ方法(Android)

  1. スマホで撮った写真をHDDに直接保存したい

  2. HDDに保存している写真データをスマホからSNSに上げたい

という自分の希望がありました。
クラウドを使うなら別になんでもいいと思うのですが、前述のような理由でHDDをスマホに接続したいと思いました。

iPhoneはどういう解決策があるのか知りませんが、僕は便利なAndroid(笑)を持っているので、そこにHDDをつなぎたいなと。

ラトックのRAIDケースにはUSBケーブルが2本付属していて、一本はType-A、もう一本はType-Cの端子に接続できるようになっています。
僕のAndroidもType-Cなので、ケーブルで直接HDDとつなぎました。

そのままだと exFAT は認識しない

スマホって一体なんのフォーマットだったら認識するのでしょうか?(笑)
HDDとケーブルで接続しただけでは、認識しませんでした。
それで、アプリを探したら、USBストレージをマウントする ML USB Mounter というものがあったので、それをインストールしました。

HDDを接続した状態で、立ち上げてメニューにタッチすると、こんな画面が出てきます。

ML USB Mounter のメニュー

「USBドライブ」にタッチしたらファイルが見られるのかな?と思ったのですが、exFATは有料版の機能だとメッセージが出てきて、購入ボタンが表示されました。300円だったかな?

それで有料版にアップグレードすると、HDD内のファイルが見られるようになりました😊普通に「ファイルマネージャ」のような感じです。

ただし、ファイル一覧にサムネイルが無いので、操作したい画像のファイル名が分かっていないと、希望のものをすぐに操作できません。そこがちょっと不便ですね。ドキュメントだったらファイル名にドキュメント名を付けるから分かるのですが。
でも、ファイル一覧の表示は速くてサクサクしています。

HDDのファイルをスマホで使う

例えばスマホでSNSに上げたい写真をHDDから選んで「コピー」し、スマホの「ダウンロード」に「貼り付け」ます。
そのファイルをSNSアプリから選んでアップすればOKです😊

4. Macで認識されないとき

僕は古い MacBook Air を使っているので、macOS は Catalina を使用しています。
たしか exFAT にフォーマットしたのが Mac だったと思うし以前はちゃんと認識していたのですが、きょうは認識されない現象に見舞われました。

ディスクユーティリティではHDDドライブがグレーアウトしていて「マウント」をクリックしても反応がなく、しばらくしてマウントできない旨のエラーが表示されます。
First Aid も試みましたが、エラーになり実行できませんでした。(やらない方がいいらしい)

ネットで調べるといろんなことが書かれていて、exFATがそもそも良くないみたいな見解もありました。
まあでも僕は exFAT でないと困るので(笑)
Catalina だけの問題かどうか定かではありません。もしかしたらMacに共通の問題かもしれません。

それでこんな記事を見つけました。

時間が経てば認識するらしいです(笑)

実際僕も「マウント」をクリックしてしばらく放置していたら、勝手に認識されていました。その間、10分か15分ぐらいでしょうか。

5. というわけで全てめでたし!

exFATの外付HDDを使うことで、Mac, Windows, ChromeOS, Android には対応できました。本日の成果です。

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