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稲垣潤一 "246:3AM"

春のせいか意味もなく気持ちが疲れるから、メロウなシティポップを探しているうち、そうそう稲垣潤一だなということで、この曲を選ぶ。

動画と全然違うイメージで申し訳ないけど、この曲を聴いた頃は大学生で、まだ京都にいて、246も知らなかった。

深夜といえば、土曜日の夜に宴会場でサークルのコンパが終わったら、仲のよい友達と二次会はカラオケパブ、三次会はスナック、四次会は朝までやってる居酒屋に行って始発で帰るか、または三次会の後に友人のアパートに転がり込んで朝になったらのんびり帰るかという生活をしていた。

次元が上がるほどに人数が減って、アパートに行く時は友人のH君と二人だけ。ほとんどカラオケ仲間というやつだったと思う。

そのH君は、子どもみたいな自分とは対照的に大人っぽく、スレた奴(笑)だった。よく夜中に木屋町のオールナイトの映画館に行ってると言っていた。
あの頃は、Yさんという、やっぱりスレた感じの年上の女性の友達もいて、彼女は河原町東入ル(笑)のスナックでバイトをしており、三次会でそのスナックに行ったこともあった。

自分の中にそういう嗜好があったのだと思う。
自分だけ子どもみたいなのに、馬鹿にされずに友達でいてもらっていた。

246:3AM から遠ざかってしまったけど、大学時代の夜の思い出というとそういうことで、246:3AM を聴くと木屋町のカフェバーの窓に反射するネオンサインを思い出したりする。
そしてH君が行ってた映画館のイメージも浮かんでくる。

246:3AM

作詞:湯川れい子 作曲:松尾一彦 編曲:井上鑑
1982年リリースシングル

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