松任谷由実 "よそゆき顔で"

1980年リリースアルバム "時のないホテル" 収録曲

「時のないホテル」の楽曲は意味深な歌詞が多いと思う。「よそゆき顔で」の歌詞のシチュエーションに自分自身の体験はあてはまらないけれど、「観音崎」や「(白い)セリカ」や「追い越したり抜かれたり走った」というフレーズには思い出がある。

1987年公開の映画「私をスキーに連れてって」にも白いセリカが登場する。それとこの歌のセリカは連動していると思っていたが、時代的にはまったく違っているからきっと違うセリカだろう(笑)

いずれにしても、いま振り返って涙が出そうな楽しい思い出は、この辺りに凝縮されている。以前は聴くと切なくなったものだが、最近はじいさんになって感受性も失われてきた。

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