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思い出のゲーム

私の一番の思い出のゲームは”ゼルダの伝説。時のオカリナ”でした。良く覚えてないが1998年12月か1999年の2月に買ったと思います。当時のペルーの経済状況で言うと一つのゲームソフトを買うのにかなり高かったと記憶しています。兄と二人の二か月分のバイト代を貯めてやっと買えたと覚えてる。兄は引っ越し屋さんのバイトで、自分は日本で言ったらhard offみたいなとこでバイトしていた。

当時のペルーでは、一般人だと自分のゲーム機とゲームソフトを買って、自分の家で遊ぶ感じではなく、近所にある普通の家に行って、レンタル料を払ってから遊べるという感じでした。そのシステムはこうでした:その家までに行き、ドアをピンポンして、家の人が近所の人だと確認されてから家に入れてもらって、遊びたい時間を教えて(大体15分間~可能でした)(大体みんなは1時間ぐらい多かったが5時間,6時間レンタルする強者もいた)、料金を払ってからゲームスタートだ。1時間レンタルすると大体4回までにゲームソフトのチェンジは可能でした。その家は例えば8台のテレビがあり、1台のテレビに1台のゲーム機を繋がっていた。庶民の俺たちが行く様なショッピングセンターなどにこのゲームレンタルのお店は沢山ありました。

とはいえ、当時兄が大学生で、自分が20歳の”大人”だったので、二人のバイト代を合わせてゲーム機といくつかのゲームソフトを買えた。以前にゲームレンタルのお店でマリオ64をやって、衝撃でした。3Dゲームに驚いたし、新感覚だったが、”時のオカリナ”をやりだした時に、イントロ映像のとこから、あのピアノの音、エポナの足音、あのカメラワーク、同時にオカリナの音が、壮大な世界などにより、何か大きいなことが始まる感覚は今もハッキリと覚えている。

実際にプレイを始めると映画を見てる感じだった。物凄く面白い内容、魅力的なキャラクターで、素晴らしい音楽・効果音、タイムトラベルを出来る設定などで、こんなに沢山の感情を起こせるゲームは初めてだったし、時には笑った、前へ進めなくて苦しんだ、凄く集中した時もあった、うっとりもした、最後にエンディングにたどり着いた時に涙まで出ました。終わって欲しくなかったと思う。それまでにこんなにゲームに対して”感謝”を感じたことなかった。

兄と力を合わせて買ったことと今までに一番好きなゲームだったことで、”ゼルダの伝説。時のオカリナ”がこれからも私の大事な思い出の一つです。

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