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まだまだ使うよ - X100F (From Australia)

Fujifilm より満を持して X100V の発表がありましたね。 新設計の 23mm F2 レンズにタッチ操作対応のチルト式液晶モニターと、過去歴代の 5機種を鑑みても、なかなかにメジャーな大型アップデートの感があります。イメージセンサーも予想どおり X-Trans CMOS 4 に順当なアップグレードとなり、EVF 性能も X-Pro3 と同じ有機 ELアドバンストハイブリッドビューファインダーを搭載しました。動画撮影もノンクロップにて画角が狭まることも無く 4K/30p (H.264) への対応と、プレミアムコンパクトカメラの範疇として、文句のつけ様が無い、堂々の正統進化を感じます。(ボディー内手振れ補正は始めから諦めておりましたがwww)

個人的な所見としては、特に私の暮らしている Australia では、急な雨や強い風による砂埃など、アウトドアでの天候変化に遭遇することがありますが、新しい X100V では これらに対応すべく、X100 シリーズ初となる防塵・防滴構造のシーリングが本体に正式に施されたということで、実に何とも羨ましい限りです。

逆に少々残念に感じたのは背面の D-Pad(方向ボタン)が無くなってしまった点です。これは、これからはタッチ液晶を直接触れて操作できるでしょ?というメーカー側からのメッセージなのかなと思いますが、基本、私は設定を確認したり変更する際はファインダーを覗いたままの状態で D-Pad からパパッと操作することに慣れているので、毎回ファインダーから視線を外して、本体裏面の液晶をその都度見ながら タッチするという操作は、ストレスの原因となりそうです。よって この点は個人的にはマイナスポイントかなと感じています。

何はともあれ、この後 2月下旬の CP+2020 で X-T4 の発表も控えているということで、Fujifilmのカメラファンとしては、お祭りムードはもうしばらく続きそうで、嬉しい限りです。


以下、地元 Australia にて、X100F で撮影したモノクロスナップを何枚か貼りましたので、宜しければご覧ください。(私は Fujifilm のフィルムシミュレーション ACROS が醸し出す独特の陰影と質感が大好きですので、撮る写真の多くはモノクロメインとなっております。)

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X100F で撮影したその他オリジナルサイズの写真は、以下 Flickr アカウントにて閲覧可能です。

Flickr X100F


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