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パワハラの慰謝料で美味しいものでもたべるかな

上司と組織の弁護士にハラスメントを受けた。

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3人でのミーティングは脳内で出血してるのではないかと思うぐらい辛くて、そして出血してるので頭がまったく働かなかった。頭が働かないから、言葉が思うように口からでなくなっていて、それをいいことに畳み込むようにガンガン責められた。精神的に追い詰められて休職もした。

しかし、、、政府は守ってくれなかった。

弁護士の”奥さんが日本人”だから(彼は日本びいきで、日本人をいじめるわけがないから)彼を信じろと政府の役人が言うなんて、ナイーブにもほどがある。(とおもったが、2−3年の外国暮らしを楽しもうという出向の方々にはこういうマインドセットの人も少なからずいる。)

これ以上頑張ったら病気になる。脳に取り返しのつかないダメージが起こるだろう、鬱病を発症するだろう。(上司はそういう国の人だったので)もしかして毒殺されるかもしれない。その前に辞めなければと思い、辞表を出した。

そして、ハラスメントで訴えた。国際機関の場合は国の裁判所ではなく、ILOとか国連の裁判組織となる。

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あれから何年も何年も経ち、忘れてた頃にハラスメントが認められた。そして、少額だけど慰謝料も認められた。同じ時に彼らにハラスメントを受けて辞めさせられた女性は、辞任ではなかったので1500万円ぐらいの金銭的損失も認められた。私は辞任したので、収入の損失は認められなかったけれど、いじめから自分を守るためには辞任しかなかったし、そしてハラスメントが認められたからいいとする。

日本も分担金を払っている機関なわけなので、何もしてない日本国民の皆様もハラスメントの慰謝料をはらったってことね。国の賠償金と同じ。

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さてと、ほんの少しだけど慰謝料でなにをするかな。「毒殺される前に辞めた方がいいよ」と言った息子と話そう。いろいろ失ったものもあったけれど、逃げてよかった、「美味しい物を美味しいと感じる」心と体がまだ健康だもん。