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yuruyuura
扇風機
今さっき扇風機を買ってきた。
リスボンは数日前から猛暑になり日向は３５度は超えている。「日向は」と書いたのは、空気が乾燥しているので日陰になるとガクッと気温が下がるからだ。なので屋内にはいるとエアコンもないのに冷っとする。そのせいか（比較的低所得者層地域であるからかもだが）我が家のまわりのアパートでエアコンがついてるアパートをみない。
うちも先週まではエアコンなしで問題なく過ごしていた。それどころか朝は寒いぐらいだったのだが、さすがに昨夜は暑くて寝苦しかったので、今朝Wortenにいって扇風機を買ってきた。（歩いて５分のところにモールがあるって便利だな。ちなみにダインズ（ダイソーとカインズを足した品揃えの便利な店なのでダインズと私だけが呼んでいる）も歩いて数分のところにある。）
扇風機だけでとても快適だ。日本のように扇風機を動かしても湿気のある暑苦しい空気を動かしているだけというようなことはない。水蒸気はある面二酸化炭素よりも強力で重要な役割をもつ温室効果ガスだというのを思いだす。
昨夜の眠りは浅かったのでこれから扇風機の風でお昼寝しよう。起きてとうもろこしが食べられたら夏だなあ。でも売ってるところ見た記憶がない。
追記
扇風機を持ってうちに向かって歩いていたら、隣の建物の一階のカフェのオーナーで私のアパートの下のアパートに住んでるベリッシモおじいさんが走り寄ってきて手伝ってうちまで運んでくれた。一緒にいて昼間からビールを飲んでる客のおじさんも笑いかける。観光地でもなく人気（にんき）のないリスボン郊外の街に突如としてやってきて住み着いた子供のように小柄な日本人のおばさんが、だんだんと地元に定着してる感はある。