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カメラを学ぶ

はじめまして

この一文から始めさせていただきます。

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父から譲り受けた一眼レフカメラを使っている。昨年は何千枚と写真を撮った。父から教えてもらうこともなく、写真好きと集まることもなく、自分1人だけで撮り続けた。我流でも何千枚も撮れば上手くなる。だが、基本的にAuto機能を使っているため、応用があまり効かない。

写真ちゃんと撮れるようになりたいなぁ、なんて思いながら書店をぷらぷらしていた。当たり前のようにカメラ・写真コーナーがあり、吸い込まれるようにそこに着いた。How to本が何冊かあったので、数冊手に取ってみた。自分はカメラの性能の10%も引き出せていなかったことが分かり、ショックを受けた。

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インスタやTwitterで回ってくるようなバズリ写真はカメラの性能が根本的に違うものだと思っていたが、そうではなかった。確かにプロのカメラと素人のカメラで差はあるだろうが、技量の差が大きいのだ。私は今まで設定などは殆どいじらずAutoで撮っていた。しかし、場面に合った設定というのは存在するし、その設定に個性が出るともいえる。

記録としての写真ならAutoでパシャパシャ撮るのが寧ろ正解だろう。設定をいじるのには時間がかかる。設定をいじっている間にAutoなら10枚くらい撮れるだろう。しかし、一眼レフを持ち歩いている以上、記録的写真より綺麗な写真・幻想的な写真・美しい写真・カッコいい写真を撮りたくなるものだ。ちょっと本を読んでちょっと設定をいじっただけで、劇的に良くなった。こんなに変わるのかと驚きが隠せない。

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なにかをするときに、まずやってみるという精神は大切だ。何事も行動しなければ始まらない。どれだけ本を読んでも実行しなければ何もしていないことと同じだ。一方で、ただやるだけでは成長が遅いというのも事実だ。自分の方法では30秒かかることも、先人に聞いてみたら10秒で出来る方法を教えてもらえたということがある。自分一人では難しいことも他人と共に模索することで成長できる。出来ているつもりでも、先輩の話を聞いたり、本を読むことで分かることがある。実行すること。学ぶこと。どっちかだけではだめなのだ、何事もバランスだ。並行させることが写真に限らず、人生において重要である。

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写真の魅力はいくつかある。根本的なところでは、自分が見たものを記録できることだろう。自分で見返すこともでき、他人に見せることもできる。風景や人の写真があれば、タイムマシンなどなくても人はタイムスリップできるのだ。

一番の魅力は世界の見え方が変わることだ。雄大な自然。美しい建築。それだけが世界を彩っているのではないと気づくことができる。ただの壁。ただの街路樹。ただのゴミ捨て場。何気ない日常だが、見方を変えれば、豊かな世界がどこにでもあることに気づける。美しい景色を撮りに行きたい。普通の日常に潜む美しい世界を撮りたい。そんなことを思いながら生きていると、少しだけ世界に絶望せずに生きていける気がする。

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手の届く範囲にいるあなたが

幸せでいることを願います

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