XD編集部が気になったCX関連のニュースや記事 #83 (2023/9/8）
XD編集部の川久保（@kawatake）です。
夏の間、しばらくハイライトメールをお休みしていましたが、もう9月になったということで、ぼちぼち再開していこうと思います。XD編集部の長い夏休みだったと捉えています。
さて、これから一ヶ月の間、雑誌『XD MAGAZINE』に掲載したインタビューをウェブでも公開していきます。タレントのYOUさん、ライムスター宇多丸さん、わくわくさんなどに「遊ぶ」をテーマにインタビューしています。
『XD MAGAZINE』をご覧になっていない方はぜひご覧ください。
今週の更新記事
最近のXD編集部が気になったニュース
最近の気になったニュースをお届けします。
・シャトレーゼ、1泊3食付の体感ツアーに応募者殺到 大好評だった「アイス食べ放題」をやめた深いワケ
シャトレーゼの体験ツアーの目玉が「アイス食べ放題」から「宿泊付きで多面的にシャトレーゼを体感できるツアー」に変更し、人気になったというお話です。
アイス食べ放題はメディアにも取り上げられ認知度向上につながったが、シャトレーゼのこだわりを伝えることができなかった。
コロナで一度休止したあとに「認知度向上」から「熱狂的なファンを作る」ことに重きを置き、方針変換
もともとシャトレーゼが好きな熱量高い人が参加してくれ、さらに熱心なファンとなっている。
購入額が増えるとともに、SNSでシャトレーゼの良さを広める伝道師にもなり、熱量の循環に。
体験、体感型の施策だとしても「誰を相手」に、「どういう目的」で実施するかで大きく変わるとわかる例ですね。ファンを大事にする会社は、良い循環が回る。その裏にはもちろん商品へのこだわりがあるから。シャトレーゼさん、今後にも期待ですね。
・パッケージデザインに「美しい」「きれい」は必要か 1000人に調査
「美しい」「きれい」と評されるパッケージデザインと好意度の関係についてです。下記少し抜粋して解説します。
趣味性の高いカテゴリー（シャンプー、衛生用品、日本酒やワインなど）は「美しい」「きれい」のスコアが高くなるほど好意度が高くなるが、実用的な食品（調味料、スープ、水など）などは逆相関に。 食品は「美しさ」ではなく、「食欲をそそるかどうか」が大事というのはわかるが、カップ麺や袋麺が圧倒的に最下位なのは笑ってしまいます。「美しい」カップ麺だと我々は食欲がわかないのか？日清食品や東洋水産などの会社の担当者の方に話を聞いてみたいところです。
ちなみに男女別での相関係数の差はカテゴリーによって差がつくものと差がつかないものがあったそう。さらに、女性の場合は年代が上がるごとに相関係数が上がっており、「映え」を意識した若者の方がパッケージデザインを重視しそうだが、意外と実用的なのかもしれないです。
記事の最後に、「どの年代をターゲットとし、そのターゲットが情緒的価値を重視しているかどうかによって、その重要性が異なる」と書いてあるが、まさに「誰」のどのような「感情」に訴えたいかによるので、しっかり顧客のことを考えるのが大事ですね。
ちなみに、「美しい」パッケージデザインで好意度が高くても買ってくれるか、継続して利用してくれるかどうかはまた別なので、その辺りまで調査してくれると嬉しいところではありますね。
（この記事は2023年9月9日 19:57まで無料登録せずに読めます）
・コクヨが"ちょっと変わった"賃貸住宅。入居条件に｢挑戦したいこと｣を問う面接も
コクヨさんのちょっと変わった賃貸住宅が戸越銀座にオープン。社員寮をリノベーションした建物で、社会開かれた複合施設。家具は子会社のACTUSの家具が備え付けられていて、「趣味以上・プロ未満の何かを提供、発信したい人」が入居対象。そのため、入居にあたりこの家で挑戦したいことの確認があるようです。室の担保されたコミュニティのある住宅、面白い展開になりそうです。
・東京・日本橋エリアの移動を便利にするMaaSサービス「&MOVE日本橋」の実証運行第二弾を2023年9月4日(月)より開始
東京・日本橋エリアの移動を便利にするMaaSサービスの実証実験。ライドシェア解禁を求めることも多いですが、移動×テクノロジーには目が離せないですね。
・スノーピーク、リユースに本腰 「循環型」でファン拡大 - 日本経済新聞
スノーピークがリユースに本腰を入れるそうです。循環型、サステナブルな社会に向けて自社でリユースを提供する、対応する企業が増えそうですね。
・銀座三越が〈モスバーガー〉と初タッグ！人気デパ地下フードのハンバーガーが登場『モス越』9月6日(水)期間限定オープン
モスバーガーと三越が組んだ「モス越」。モスバーガーは過去「モスド」のような取り組みをされていましたが、三越とのコラボはまた面白い発想です。
・昭和レトロにどっぷり浸かる、熱海の「ホテル ニューアカオ」が復活
昭和レトロ、せり出した崖の上に立っているという特徴的な立地で覚えている方も多いと思うホテルニューアカオ。一度は廃業を決定していましたが、復活して営業することになったそうです。歴史的な建物が残されて営業するのは嬉しいですね。
・ワークマンで売り切れ続出の｢リカバリーウェア｣を1週間着てみた
リカバリーウェアというカテゴリーができつつあるなと思っているのですが、ワークマンからもリカバリーウェアの登場です。着るだけで披露が軽減されるんですかね。
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