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ミュージカルがあればどこへだって行ける

今、ミュージカル欲がすごい。

急にミュージカル観たい欲が溢れ出してどうしようもないから、チケットを探した。
無い!!!!!!今、今日ミュージカルが観たいのにチケットが無い!!!!!!!
1ヶ月後とか待ってられない、だがチケットが無い。そうやって思ってるから観たい時にいつもチケットが無い。当たり前。

ミュージカルって書きすぎてゲシュタルト崩壊した。

欲を言えば生演奏があるミュージカルを観たい。今観たい。生で。千葉県船橋市じゃない、別世界に行きたい。(船橋は良いところです)

ミュージカルって、別の世界に行くことができる。

それを初めて感じたのが、『ウィキッド』を観劇した中学生の時だっただろうか。

あの演目はすごい。まず曲がとても良い。歌詞が良い。ストーリーが良い。メッセージ性がある。衣装がすごい。舞台セットがすごい。ダンスが特徴的。演出がおもしろい。

なにがどうすごいかって、それを書き出したら終わらないから、それはまたちゃんと書こうかな。書かないかな。

とにかくウィキッドは、別世界に行くのだ。
目で見えてるものも、耳で聴こえてくるものも両方素晴らしくて物語の世界に入り込んでしまう。
音楽、美術、舞踊、、、、、、
全部の良いところが全て詰まっていて、これぞ「総合芸術」か!!!!!って。
ウィキッドだけでなく、ミュージカルってどれもそう。

芸術の宝石箱や〜。

芸術の良いところ詰め合わせセットがあると、人間は現実にいることを忘れる。お得。

それを気づかせてくれたウィキッドは、私にとってとても大切な演目なので、パリ留学中にロンドンまで観に行った。本場はもちろん、NYのブロードウェイなんだけどね。

なんとなんと、ミュージカルで別世界に行けることを知っているロンドンの人は会場まで全部ウィキッド色にしていた!!!(私の勝手な妄想です)

ロンドンのミュージカル劇場は、演目に合わせてそれぞれ違う装飾で会場作りをしていて、とても素晴らしかった。

次の日に観たレミゼ(『レ・ミゼラブル』の略)の会場はちょっとヨーロッパの音楽ホール風。

さすがミュージカルの地、ロンドン。

ロンドンでレミゼを観た時なんて、フランスにいたからね(パリから旅行してるのに帰国してる)

音楽って耳を使う芸術だけど、それに視覚も加われば、本当にその世界に入ったかのように感じる。

目で見る音楽、耳で感じる美術。

私1人でミュージカルみたいな「総合芸術」は作れない。だけど、たとえ使うものが音楽だけでもお客さんが別世界に行けるように、それを目指して日々演奏しているのかもしれない。

ちなみにだけど、日本での『ウィキッド』再演が決まったらしい。

ミュージカルがあればどこへだって行ける。
だって、パリで『パリのアメリカ人』を観劇したとき、もしかして自分は今パリにいるんじゃないかと思ったからね。

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