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褒めることの大切さ

今日もセミナーに行ってきました。
忘れてしまうのでメモします。

電池の会社の人が講師でした。
小学生の先生から相談があったそうです。

相談者:「小学1年、2年と様子を見てきましたが、
    3年生になっても字が書けない。何もできないのです。
    特別学級にクラス替えした方が良いのでしょうか?」
講師 :「褒めてあげたらどうか」
相談者:「・・・褒めるところがない・・です」
講師 :「何かあるでしょう?」
相談者:「・・・」
講師 :「毎日学校に来ているのでしょう?
     毎日学校に来ていることを褒めてあげなさい」
    「弁当を食べるでしょう」
    「弁当を食べることを褒めてあげなさい」
    「トイレに行くでしょう」
    「トイレに行くのを褒めてあげなさい」

こうして小学生を褒めていたら、
先生の近くで弁当を食べるようになったそうです。

先生と少しずつ話すようになり、字を教えたりして、
自分の名前が書けるようになったそうです。
次第に勉強をするようになったそうです。

これを聞いて、「褒める」って大切だなと
つくづく思いました。

講師が言われるには、
想像すると、たぶん、この小学生は、
家でも「この子は出来ない」とか非難ばかりで、
学校に来てもバカにされていたんだと思います。

この小学生は何もする気にならなかったと思います。
「褒める」ことで、する気になった。
そして、普通になったんですよ。

これを聞いて、
「褒めることで心が開いて、自主性が芽生えた」
という事かなと思いました。

大人の世界でもありますね。
営業成績の結果が良くなかった。
上司からは、「なんで出来なかったのか?」
「何をしていたのか?」とか責められることばかりです。

「結果」で人を判断したり、されたりすることが多いです。

目に見えるのは「結果」しかありませんから、
他人が判断するには、「結果」しか評価基準がありません。
だから「結果」も重要です。

でも、「結果」を出すために、どのような気持ちで
取り組んだかが重要
だと思います。

人を責めるのではなく、少しでも褒めれるようになろうと
思いました。