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オープンワールド的な才能社会

「オープンワールド」
ゲームをやってない人にはピンと来ないかもしれません。
一言で言うと、開始早々好きなところに行けるようになっているゲームのことです。

ゲームが上手い人であれば、いきなりラスボスに挑むことだってできます。また、決まった攻略法が存在しないゲームでもあります。最近のゲームはオープンワールドが主流です。
私はファミコンの頃からゲームをしていますが、当時のゲームは自由に世界を渡り歩くことができませんでした。レベルを上げて、定められたルートを進んでいました。

これはゲームに限ったことなのか?
それは違うんですよね。私たちが暮らしている現代もオープンワールド化していっています。

今はネットで世界が繋がるようになり、作品をSNSなどで世界に向けて発表できます。その作品がSNSで話題を集めると、いきなり世界デビューすることが可能な時代です。
その一方で、「もっと上手い人いるよ」と心ないことを言われ、ワールドクラスといきなり競うことになったりします。

私が子どもの頃だと、クラスで1番、学校で1番、市内で1番、県内で1番、全国で1番というようにステップアップしていくルートが主でした。良い悪いではなく。

私個人は、このステップアップが大事なんじゃないかと思っています。

それは才能の有無でできる・できないという解釈が生じやすいし、才能が拓かれる前にやめてしまうからです。

今、活躍している人たちの中でも「才能が無いからやめろ」と言われた人は少なくありません。才能のアル・ナシなんて誰にも分からないんです。
いきなりラスボスに挑んでフルボッコにされても、そのチャレンジを讃えたい。そのガッツで1つ1つのステージをクリアしていけばいいじゃないですか。

あなたの心が、魂が進みたい世界に進んで欲しい!


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< 編 集 後 記 >

今回の記事で「オープンワールド」という言葉を初めて知ったクチである。
そんな私にとってのゲームの歴史は、トランプや花札(しぶすぎる子供時代…)といったカードゲームの第1フェーズから始まり、「人生ゲーム」のようなボードゲームの第2フェーズを経て、第3フェーズでようやくテレビゲーム期に突入。ここで特筆すべきは、弟と一緒に遊んだファミコンのひとつ手前に位置する「テレビテニス」の存在である。

親に粘り強くねだり続け、ようやく買ってもらったと記憶しているが、改めて調べてみると、1975年にエポック社から発売された日本初の家庭用テレビゲーム機らしく、「テレビ側のUHFチャンネルで受信するという現在でも珍しいワイヤレス機。・・・ゲーム内容は、モノクロ画面に表示される左右に飛びかうボールを、2人のプレイヤーがパドルを使って互いに打ち合うというルール(Wikipediaより)」とある。

「オープンワールド」も知らない私が、日本初のテレビゲーム機を手に入れていたとは驚きである。対戦相手は主に両親だったと思うが、仕事やこのゲーム機と同じ年に生まれた弟の世話で忙しく相手をしてもらえないときは、一人二役、両手で二つのパドルを操作したものである。

第3フェーズで途絶えていた私のゲーム史ではあるが、遅まきながら、「オープンワールド」なるものもやってみたい!そして、テレビゲームのはしり機を手に入れた子供時代の情熱でもって、人生というリアルゲーム、鼻歌まじりであれやこれややってみたいものである~。



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