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【活動報告11】「メタバース霊岸島」ZENRIN・clusterと合同オンライン会議

2022年11月19日作成

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についての活動報告書です。

1.これまでの活動内容

「メタバース霊岸島」のこれまでの活動内容をまとめましたので、ご覧ください。

2.ZENRIN・clusterとオンライン会議:2022年11月18日

株式会社ゼンリン主催で、クラスター株式会社と当社(有限会社エクセイト研究所)の3者にて、オンライン会議を行いました。

2-1.オンライン会議参加者

参加者は、

  • 中澤 敬:株式会社ゼンリン

  • 本多桃子:株式会社ゼンリン

  • 加藤  :クラスター株式会社

  • 平野直樹:有限会社エクセイト研究所

です。

クラスター株式会社は、メタバースプラットフォームの会社です。

Δ写真1.ZENRIN・cluster合同オンライン会議
(2022年11月18日)

2-2.オンライン会議経緯

株式会社ゼンリンとのオンライン会議は、今回を含めて3回行いました。

  • 第1回オンライン会議:2022年10月17日:ワールド制作内容確認

  • 第2回オンライン会議:2022年11月2日:3Dデータ制作費用確認

  • 第3回オンライン会議:2022年11月18日:clusterへのデータ搭載確認

下記は、第1・2回オンライン会議の報告です。

クラスター株式会社の参加は、今回が初めてです。

2-3.clusterへのワールド搭載方法確認

クラスター株式会社の加藤氏に、ワールド搭載方法について確認しました。

clusterへのワールド搭載方法には、
 ・個人登録で行う方法
 ・法人契約で行う方法
の2種類あります。

2-3-1.個人登録で行う方法

clusterに個人情報を登録すれば、
 ・制作したワールドをclusterへ搭載
 ・cluster内でワールド制作
を無料で行うことができます。

個人登録は、法人資格の無い同好会やサークルも含まれます。

ただし、商用利用を行うことはできません。
著作権は、制作者側にあります。

2-3-2.法人契約で行う方法

法人利用の場合、制作はクラスター株式会社に完全に委ねる形式となります。
また、修正・補填作業についても、クラスター株式会社に委ねる形式となります。
したがって、自社でメンテナンスを行うことはできません。

ただし、商用利用を行うことができます。

2-4.法人契約の場合の制作費、ランニングコスト

下記に、ワールドの制作費用や製作期間、ランニングコストなどを記します。

  • 制作費用    :500万円~

  • 制作期間    :2~3か月(相談可能)

  • ランニングコスト:不要

  • 継続利用    :可能

  • 商用利用    :追加料金無し

  • ワールド修正費 :必要に応じて発生

  • イベント運営委託:必要に応じて発生

  • 著作権     :クラスターへの発注者側に著作権

  • その他
    個人登録で制作したワールドと法人契約で制作したワールドの連結不可

2-5.実際には「メタバース霊岸島」という任意団体で個人登録予定

クラスターへのワールド搭載は、「メタバース霊岸島」という名称での任意団体として登録する予定です。
任意団体での登録は、個人登録と同じ扱いになり、無料でワールドを制作・修正を行うことが可能です。

2-6.クラスターへ搭載する上での課題

ゼンリンの3D地図データを基(購入)にして、「メタバース霊岸島」のワールド制作を行う予定です。
その上での課題が出てきました。

  • ゼンリン3D地図データ(FBX形式)をそのままクラスターへの搭載可否

  • 搭載容量の確認
      法人契約の場合
        ・10万ポリゴン以下
        ・1,000MB以下
      個人登録の場合も同様の容量なのか?

  • 搭載できたとしても、空き容量がどれほど残っているか?
      空き容量が少ない場合、
        ・水辺遊歩道
        ・和船船着場、和船
        ・日本酒バー
        ・広告看板
      などの新規追加が困難

これらをクリアーしなければ、ゼンリン3D地図データを使用することは不可となります。
早急に、課題を確認してもらうよう、ゼンリンとクラスターへ依頼をしました。

3.まとめ

ゼンリンとの3回のオンライン会議により、
 ・個人登録の場合、商用利用は不可
 ・法人契約の場合、商用利用は可能
 ・個人登録、法人契約共にランニングコストは無料
 ・クラスターへ搭載する上での具体的な課題
などが明確になりました。
出てきた課題も、クリアできそうな感じなので、いよいよ「最低限のメタバース空間」の運用が可能になりそうです。

ゼンリンとクラスターへ依頼した課題クリアの連絡を待ち、ワールド合同制作チームを作動する予定です。

4.筆者プロフィール

筆者のプロフィールについては、下記の記事をご覧ください。

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