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3ヶ月で間に合わせる政治・経済

11月に入りました。受験生の皆さん、仕上がり具合はどうでしょうか。

当然ですが、きちんと仕上がっているだとか、東京一工早慶とか、そういうところを狙っている人への助言など私には書けません。
私はどこまでもダメ受験生に寄り添います。今日の想定対象者は中堅校や自称進学校の真ん中からその下にいる、河合塾全統マーク模試偏差値40前後の人が対象です。

偏差値40ということは、恐らくどの科目も一般入試として大して使えていない状態です。大東亜帝国のワンランク下の大学に、さらにワンチャンで目指す層です。
現役生なら大人しく日東駒専大東亜帝国の1.1倍ぐらいの推薦使って受かっておけよという話ですが、11月まで来たなら仕方ありません。

そんなアナタが今更、英語や国語、数学に取り組んで間に合うわけがありません。しかし、政治・経済ならばどうにかなるかもしれません。某TVみたいに1日10時間勉強しろとか言いません、言っても無駄ですから。できる限り怠惰な受験生に合わせて寄り添って書きたいと思います。

<用意するもの>
・政治・経済の教科書(出版社は問わない)
所持していない場合はAmazonやメルカリで買おう。最新のものが適しているが2~5年前のものでも構わない。
・共通テスト政治・経済集中講義(旺文社)
これと同等品でお気に入りのものがあればそれでも構わない。間違っても早稲田GMARCH用などの難関のものに手を出さないように。
・直前30日で9割とれる 執行康弘の 共通テスト政治・経済(KADOKAWA)
あくまで上記2冊の補足用。端的に書いてあるので要点記憶用として。
・スマホアプリ「政治経済の王様」を有料版契約(1ヶ月360円)
・スマホアプリ「大学入試対策問題集~政治経済~」(無料)
・パスナビ会員登録(無料)、政経は早稲田GMARCH関関同立以外は問題がほぼ同レベルなのでどこの大学の問題を使ってもよい。

<理想的な勉強法>
月 60分:教科書政治分野を読む 40分:旧センター試験or日東駒専産近甲龍大東亜帝国等の問題を1回分解く 5分:採点 15分:間違った箇所をメモまたはノートに雑に書きだしておく
火 60分:集中講義政治分野を読む 残りの60分は月曜日と同じ
水 60分:9割とれる全部を読む 残りの60分は月曜日と同じ
木 60分:教科書経済分野を読む 残りの60分は月曜日と同じ
金 60分:集中講義経済分野を読む 残りの60分は月曜日と同じ
土日 他の科目の勉強を少しでもするor息抜きで遊ぶ

え、これだけ? これだけです。
多分、年明けに箱根駅伝が流れる頃には日東駒専の問題で8割取れているはずです。
飽きっぽい人の対策が込められていて、実は政経は秘書検定、ファイナンシャルプランナー2級、危険物取扱者乙4類と覚える分量や実弾演習がものを言うところが変わらないんですね。英語のようにまずは単語覚えて、次に熟語、文法・・・と段階を踏む必要がありません。

60分も本を読むのが辛い? それならば30分でもいいです。流し読みでもいいです。実弾演習の後の15分の復習部分をその代わり手厚く行ってください。間違ったところを見返すのは通読よりは楽なはずです。
あとは、飽きっぽい人はアプリなども使って目線を変えて飽きのこない作戦に注力しましょう。低空飛行でいいんです、勉強をやめちゃうよりは。

8割取れるようになったら過去のnoteを見て政経の比率が高く使える大学に受けていきましょう。
英語+政経で受験したいなら、獨協、日大N方式・他2科目型、東洋2科目型があります。大東亜帝国であればもう少し選択肢は広がります。
国語+政経で受験したいなら武蔵、東洋ベスト2入試などがあります。
または3科目入試でも、日大の生物資源のように素点150点で受かる学科であれば、政経80点で残り35点ずつでも受かります。

大東亜帝国のワンランク下が厳しい受験生が、日東駒専まであっという間に引き上げられる秘策です。アレンジ次第では、英語国語はできるけど、世界史がからっきしダメという受験生などが使えば普通にMARCHを狙える作戦です。

なお、上で偉そうなこと言っておきながら、私も教科書20分読んで疲れたので、鬼のように速読で100ページ読んで、過去問を20分で解いて、間違えたところを「へー」とメモも取らずに一応読み返して次は間違えないようにと覚えました。だいたいこれで50分程度。少し要領がいい受験生や腕のいい受験生ならばこれでもかなり対策ができるはずです。

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