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大東亜帝国の地盤沈下と現実的な受験戦略

塾講師YouTuberとして有名なマスクド先生がこのような動画を配信していました。以下、是非ご視聴ください。

自分の肌感覚としても、大東亜帝国(及び同レベル帯大学)は2021年度のコロナ入試で一段階地盤沈下し、2023年度入試でもう一段階地盤沈下したイメージです。日東駒専も入試難易度の動きは東洋以外同じ動きです。

私は常日頃から大学受験は文科省を筆頭に大人たちが作ったルールであり、それを今すぐに受験生の立場で変えるのは難しい。ゆえに、自分の考え方がどうであれ、どんな入試方式や方法論を使ってでも受かりなさい。ゲームでも縛りプレイをするのは2周目からであり、一般縛りなど意味をなさないからやめなさいと伝えています。
このあたりの大学は圧倒的に現役生が多く、または浪人生でも総合型入試などでは制約がない場合が多いですので、やはり使えるのであれば、入学確約制度がない公募型の推薦や総合型で受けておいて、一般入試に備えてもいいのではないでしょうか。
最近、入試データを調べていて、私も2022年に合格した埼玉県にある成成明学獨國武の一角の大学を見たら、推薦はほぼ1倍台、同窓生入試(保護者や兄弟姉妹が卒業生の入試)もほぼ1倍です。大東亜帝国じゃないですよ、同カテゴリの中では偏差値低めとはいえ成成明学獨國武です。
これならば中堅高校に漫然と通って付け焼刃でも準備しておけば、俗に言う年内入試(非一般入試)で成成明学獨國武や日東駒専のどこかには決まるだろうなという肌感覚です。

さらにそこで不合格だったとしても、成成明学獨國武の穴場、日東駒専の穴場を受ければほぼ滑り止まります。日大にもついに文系でも河合塾偏差値40がつく学部が現れましたし、この学部はここ3年、倍率も1.1~1.3倍ぐらいのことが多いです。大東亜帝国チャレンジまでせずとも、ここまでで滑り止まるのではないでしょうか。
大東亜帝国や拓大、神奈川、立正など同レベル帯の大学まで含めれば、後期入試を使えば十分というマスクド先生の言説はうなずけます。また、以前はどうしても現役合格したい人が多い後期は難関という話がありましたが、最近では細分化して河合塾が偏差値表などに載せないのをいいことに、前期よりも倍率を下げている、合格最低点が明らかに下がっている大学も見受けられます。この偏差値帯の受験生が勉強100時間するよりもよっぽど効果が高いので、目を皿のようにして、マイ穴場を見つけだしてください。

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