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【ニートを働かせる社会心理学①】ニートの親は『心理的リアクタンス』と『一貫性欲求』を知らないと損します【眠れなくなるほど面白い社会心理学】

みなさん、こんにちは、元10年ニートです。

名前の通り、僕は10年間ニートでした。


『ニートを働かせる。それは交渉であり、心理戦である』

利用するテクニックは、

「一貫性欲求」「おとり効果」「素朴なリアリズム」などなど


はい、というわけで、

今回は、

『日本に100万人いると言われるニートを働かせる方法』について話します。

ところで皆さん、大前提として、

こんな方法、あると思いますか?

はい、…どう考えてもないですよね。

なぜなら、そんな方法があるのならば、

今の日本の8050問題などが存在するわけがないからです。

これは国家規模の問題です。

で、さらに言うと、

僕は冒頭言った通り、元ニートです。

はい、つまり、今回のテーマと重なる、

『ニートをやめて働き出した』人間なんですが、

そんな僕でも、日本のニートたちを働かせるのは、土台無理だと思うんですよね。

はい、彼らは、何をやったって働きませんよ。

なぜなら、

僕自身が、10年に渡って頑強に働かなかった経験があるので、

彼らの『レジスタンス』力が手に取るように分かるんですよね。

はい、しかし当然!

こんな結論しか出せないのであれば、

この動画は、存在しているわけがないです。

ではなぜ存在しているのか?

それは、

先日、僕は、ある本を読んでいて、

「うん??これは‥」と思ったんですよね。

はい、

『この本に書いてあることを、悪用すれば、日本のニートを働かせられるのでは?』と。

では、その本を早速、紹介します。

『眠れなくなるほど面白い社会心理学』

監修は、亀田達也さん。

この方は、東京大学大学院の社会心理学研究室の教授です。

はい、というわけで、今回は、

この本に書いてある社会心理学の知見をフル活用して、

元ニートの僕が、その独自の視点で、

ニートたちを社会に出すテクニックを紹介していきます。

また同時に、日本のニート家庭における

「心理的葛藤」についても解き明かします。


ニートは何を考えているのか?

またニートの親も一体何を考えているのか?などです。

はい、知りたくないですか?

もしあなたがニートの親ならば、子供が何を考えているのか?

または逆に、あなたがニート自身ならば、

親は一体何を考えて、あんな嫌らしいことを毎日してくるのか。

そのワケを知りたいでしょう。

そしてそもそもです、

なぜニート家庭では、こんな醜い親子の争いが、

長年に渡って繰り広げられているか、

その原因について知りたくないですか?

はい、この動画を最後まで見れば、

それらを言語化して、頭をスッキリさせることができます。

で今、『自分はニート関係者じゃないし…、

この動画は見る必要がないかな…』と思ったあなた、実はあなたも『当事者』です。

なぜならば、

当然、社会心理学というのは『汎用的学問』になります。

例えば、こんな身近な悩みも解決してくれるでしょう。

それは、

いつまでたってもプロポーズしてくれない彼氏に、

どうやって決断させるのか?とか、

はい、これはしごく簡単です。

『おとり効果』を使えばいいんですよ。

というわけで、ニートとは無縁のあなたも、

社会心理学を知っておけば、

人生をより良いものにする『道具』を得ることができるでしょう。



はい、では、ここで目次の紹介です。

①そもそも『社会心理学』って何?

②『心理的リアクタンス』

③『一貫性欲求』

④『素朴なリアリズム』

⑤『おとり効果』

⑥『互恵的利他主義』


はい、では早速目次の①、に行く前に…

2つ注意点があります。

一つは、今回紹介する社会心理学のテクニックは、とても有効…であるものの、

その前に、大前提があります。

それは、

あなたのニートのお子さんが『発達障害』かどうかを、まず確認してください。

なぜなら、

『日本のニートの3割が発達障害である』という診断データが出ているからです。

はい、これは厚労省が2009年に行った調査結果です。

で、その詳細については、

このサムネの動画で語っているので、気になった方は、ぜひ見てください。

概要欄にリンクを貼っておきます。


つまり何が言いたいのか?

今回の社会心理学は、誰に対しても、有効でありますが、

しかし、ニートのお子さんが発達障害であるケースでは、

まずそちらを先に対処してくださいということです。

はい、当然、

発達障害という原因に対処しなければ、

その表面を、心理学で、どうこうしても効果は望めないからです。

そもそも専門分野が違います。


もう1つの注意点は、

今回も長くなった段階で、

『前編・後編』構成に、するということです。


はい、では目次の①に行きます。

①そもそも『社会心理学』って何?

というわけで、皆さん、「社会心理学」って一体なんだと思いますか?

ですよね、

ほとんどの方は聞いたことはあるものの、説明まではできないと思います。

で、これを一旦冷静に考えてみると、恐ろしいことですよね。

なぜなら、

僕たちって実は、ほとんどのことを曖昧にしか知らないからです。

「いざそれは何ですか?」と聞かれると、、

え、分かりません…と呆然としてしまいます。


はい、では、話を戻して

「社会心理学」とは一体何か?

それは端的に言うと、

『社会における人々の心の動きを解き明かす学問』、です。

はい、

なぜ人は、あの集団において、こんなことを思って、あのように行動したのか?

その法則性を解き明かしてしまいます。

具体的には、こんなケースになります。

18歳の拓也くんは、2年前のハロウィンの日、

渋谷で、暴動の一味となり、軽トラックを横転させて逮捕されました。

普段はとても大人しい拓也くんが、あの日はどうしてしまったのか?

それを、社会心理学は解き明かします。

また別のケースも、

40歳のサラリーマン利夫さんは、ある日、逮捕されました。

その科(とが)は、会社の組織ぐるみの不正に関与したこと」です。

周囲の人は不思議がりました。

利夫さんは、逮捕歴などなく、品行方正な人物だったからです。

一体どうして…?と

はい、もう皆さんは、

薄々、勘づいてますよね。

そうです、この二人には、共通点があります。

それは、ある集団に所属していたということです。

拓也くんは、暴動を起こす若者集団に、利夫さんは、不正を行う会社集団に、

いや、というか、

この世に生きている誰しもが、

いずれかの集団に所属して生きていますよね?

つまり

『社会心理学』とは、

全ての人を研究対象にし、またその行動パターンを解き明かします。

『人は、こんな時、こんな風に思い、こんなことをする』と。


はい、というわけで、

これをもって、全ての前提の話が終りました。

なぜ僕が今回、『ニート家庭に、社会心理学を適応しようとしたのか』が、

もう、分かりましたよね?

はい、そうです。

ニート家庭とは、まさしく『ミニマムな社会集団』だからです。

仮に、親と子、二人だけの家庭であったとしても、そこは立派な社会です。

ゆえに、社会心理学が、

ここに渦巻く、親子の葛藤を解き明かします。



では目次の②に行きます。

ニートを働かせる社会心理学

『心理的リアクタンス』

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