Web屋さんがnoteを続ける理由
こんにちは。
Web屋さんと書きましたが、弊社はWebサイトをつくっている会社です。
本社は佐賀で、社員も60人ほどいる、わりと中規模の会社です。
とまぁ、そういうことは「会社概要」なんかみていただくとすぐにお分かりいただけるかと思います。
私自身、社会人生活も10年以上になりますので、なんとなくそういう規模の会社が抱える悩みだったり、現状の職場の風景、人間関係なども想像がつくようになってきましたが、入社して2〜3年の方々と仕事をする際の「感覚」の違いに気をつけなくてはいけないな、と最近感じるわけです。
今は情報が溢れているので、業界のことも検索すればだいたいわかります。
信頼性のあるソースから、専門家の意見にも辿り着けます。
しかし、同じ情報を卓上に並べた時に、それを咀嚼する力が、その「感覚」によってさまざまだったりします。
チームに多様な年代のメンバーがいるのは強みでもあり、一歩間違うと、意思疎通が足りないデコボコなやりとりで隙間だらけになったり。
特に、リモート会議で、相手がマスクをしていたりすると、話しながら表情を読み取るのが、まぁ難しいこと。
目が笑っていないと、「怒ってるのか?」「意見したいのか?」「納得してないのか?」もうハテナだらけです。
雑談する機会も減ってしまったので、その人の「思考のクセ」を知ることも難しくなりました。
「会社概要」ではわからないこと
会社概要には載っていない、そこで働く人間の「クセ」や「人柄」は、こうしてアウトプットを続けていくことで汲み取っていただくほかないのかな、と考えました。
仕事を頼むとき、同じような提案や金額だったら、少しでも気持ちよく働ける相手のほうがいいですよね。
これは、将来お客さまになりうる方や、一緒に働くメンバーに向けたものでもあります。もちろん、未来の同僚かもしれないあなたへも。
きっとコロナ禍が過ぎ去っても、リモートワークの体制は継続されることでしょう。
対面でのコミュニケーションに勝るものはないと思いますが、まだ出会ったことのない誰かへ、「私はこんな人間です」「この会社はこんな人たちが働いています」と発信し続けることは、小さな活動ですが、会社の土台を作っていく上でとても大切なことだと感じます。
本当はもっと書き手が増えることが理想ですが、日々の業務に追われ、なかなか難しいのが現状です。
「無駄」をなくすため、新たなツールを「つくる」
新たな取り組みを始めるためには、無駄をなくしていかなくてはいけません。社内では、Notionというツールを使って、メンバー紹介を改めて行う取り組みが始まりました。
弊社では案件ごとにディレクター、エンジニア、デザイナーなどチームを編成して業務を遂行していきますが、メンバーのこれまでの経験や実績などが共有できていないこともありました。
情報をまとめ、意見交換の場を新たに作ることで、検索する時間の無駄をなくし、スムーズなコミュニケーションが生まれることを期待しています。
今後も、自ら発信しなければ「情報」は価値を持たないままです。
小さな一歩が、やがて長い道のりを歩いたパートナーたちの軌跡となりますように。
Web屋さんはnoteを続けていきたいと思います。
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