🇨🇳中国-WHO: 国家共同戦略 2022-2026

以下の文章は、個人的な試訳です！

中国とWHOで合意された役割
「グローバルな開発イニシアティブと健康への拡大」

概要
世界保健機関（WHO）の国家共同戦略（CCS: Country Cooperation Strategy ）は、加盟国におけるWHOの活動指針となる戦略的枠組みである。

この戦略には、その国の保健状況の分析、その国とWHOの現在の協力関係の見直し、将来の協力の為の戦略的目標の概要が含まれている。

WHOと加盟国は、2021年に以下について合意している。
１）WHOと加盟国の間で、WHOと加盟国の保健衛生状況の分析。
２）WHOと加盟国の現在の協力関係の見直し。
３）今後の協力の為の、戦略的目標の概要。

2021年、WHOと国家衛生委員会（NHC）は、2022年〜2026年までの協力の為の新たなCCSを準備する基礎として、「中国-WHO国家共同戦略2016-2020」の実施を共同で見直した。

今後数年間、中国とWHOの協力は、14億人の中国人とその先の人々の健康と幸福に極めて重要な影響を与えるであろう。

「中国-WHO国家共同戦略2022-2026」は、国内とグローバルという2つの特徴的で相互にリンクした次元を持ち、中国が国家発展と世界的役割においてどのような立場にあるかを反映している。

添付資料では、これらの次元を、状況分析し、成果と課題を提示、将来の優先事項を定義する為の基礎として用いている。

国内的には、中国は野心的な国家発展の旅に乗り出した。
世界的には、中国は国連とWHOが定めた国際開発アジェンダにコミット
ている。

資料：「中国-WHO国家共同戦略2022-2026」↓ (🇬🇧）
https://iris.who.int/bitstream/handle/10665/372214/WPRO-2023-DPM-001-eng.pdf?sequence=1

- INFO SOURCE - 
WHO homepage ( 07 August 2023 )
https://www.who.int/publications/i/item/WPRO-2023-DPM-001

上記資料についての記事訳  ( 10月15日付： Interest of Justice )↓

文章はこう始まっている。。
「中国とWHOのパートナーシップは、より健康で安全な世界の為に、世界的、地域的、国内的な状況の変化に合わせ、今後数年間で間違いなく進化していくであろう。

このCCS（国家共同戦略）は、最終的にグローバルな共通財に利益をもたらすような、業務レベルおよび戦略レベルでの新たな働き方と協力のあり方を模索することを想定している。

つまり、中国とWHOは、2024年9月に開催される 「未来サミット」 で、1970年代の国連スキームである 「Our Common Future 」を復活させ、署名する段取りを整えているということだ。それは良いことではない。
共産主義と過疎化だ。

資料：31〜32ページ：「反逆 新世界秩序」より参照
国連人口活動基金は、中絶のような人口抑制方法に対する中国の「例外的に高い実施率」と「高いコミットメント」を賞賛。

リベラルな『ニュー・リパブリック』誌は最近、エチオピアの飢饉に関して国連は極めて緩慢に行動し、政府を支援した為に多くの死者が出たと報じた。国連の食糧援助の多くは、国民の為ではなく、軍の為に使われた。

ソマリアでは、他の援助機関が援助しようとしても、国連は手を出さなかった。国連が最終的に関与した時には、多くの問題があった。

ルワンダでは、100万人近くを殺害した武装民兵が多数の難民キャンプを掌握するのを国連が手助けした。
ある民間援助関係者によれば、国連はこれらの民兵を率先して支援したという。
1969年、ウ・タントが言った。。
「国連事務総長として入手可能な情報からは、国連加盟国が古くからのいさかいを整理し、世界的パートナーシップを立ち上げ、また人口爆発を鎮静化し、開発努力に必要な勢いを供給する為には、恐らくあと10年はかかるだろう。」

　　　　　　　　　　　　　　　　👇

1987年、国連は報告書「Our Common Future（私たちの共通未来）」を発表し、持続可能な開発を達成する為には、生活習慣を根本的に改め、あらゆるレベルの政府によって綿密に規制されなければならないと主張した。
国連の環境官僚主義のもと、中央計画が必要とされたのだ。

「エコロジーと欠乏の政治学再考」の中で、ウィリアム・オファルスは強制力を持つ世界政府の必要性を訴えた。

ポール・ケネディは、「Preparing For the Twenty-First Century」の中で、グローバルな展望がいかに国民国家の弱体化を引き起こしているかを述べた。
人口過剰は、国民国家と多国籍大企業にとっての脅威である。

ディクシー・レイ元ワシントン州知事は、「Environmental Overkill」の中で、「将来は、国連による中央計画による世界政府になる。
すでに国連持続可能な開発委員会、国連地球環境ファシリティ、国連条約アジェンダ21がある。
国連は世界を持続可能な環境に規制する準備が整っている。

ジャック・イヴ・クストーは機関誌「カリプソ・ログ」の中で、「国連の指揮下に入る「緑のヘルメット」のような「国際環境警察」を創設する必要があると述べる。
私たちの地球には、国家主権の束縛から解き放たれた守護者が必要なのだ。」

フォーリン・アフェアーズが、 「人口21の脅威 」という不吉なタイトルの記事を掲載。
限界の中で生きる： エコロジー、経済学、そして人口のタブーの中で、ギャレット・ハーディンは。。 「自由喪失は、無制限の人口増加の必然的な結果である。

ジャック＝イヴ・クストーは。。 「このようなことを言わなければならないのは酷いことだ。世界人口を安定させなければならない。その為には、1日に35万人の人口削減しなければならない。」

WHO-中国同盟の文書からそのまま引用↓
「CCS2022-2026」は、中国が3つの大きな転換期を迎えているときに採択されたもので、今後も加速度的に進むだろう。

経済的移行
中国は、急速な成長を優先する経済モデルから、革新的で、協調的で、環境にやさしく、開かれた、全ての人に公平な、よりバランスのとれた質の高い発展モデルへと移行しつつある。

医療制度の移行
中国は、国民皆保険（UHC）と健康中国2030の目標達成に向け、プライマリー・ヘルスケアを基礎とし、予防を原則とする国民中心の統合ケア・サービス・モデルを構築している。

グローバルヘルスへの移行
中国は、WHOとのパートナーシップを強化、技術支援中心のパートナーシップから、様々なレベルの政策対話、グローバルな交流、制度設計と改革に重点を置いたパートナーシップへと移行することに強くコミットしている。

全ての人に健康と幸福をという共有ビジョン「 CCS2022-2026」は、収斂するビジョンの中で採択されている。

一方では、中国は、全ての人々の共通の繁栄と共有の未来という長期的なビジョンを掲げ、野心的な国家発展の旅に乗り出した。

もう一方では、中国は国連とWHOが世界レベル、地域レベルで掲げる国際的な開発アジェンダにコミットしている。

以下が、怖さを感じる点である。。
「中国では、COVID-19による罹患率も死亡率も世界的に最小である。
これは、強力な政治的リーダーシップ、厳格で発展的かつ協調的な公衆衛生対策、政府全体および社会全体のアプローチの採用、研究開発および技術革新の組み合わせによって齎された。

これらの成果は、生命と健康を守るという目的の為に、大きな社会的・経済的犠牲を伴うものであった。
パンデミックから明らかになった教訓は、公衆衛生システムを強化するための更なる改革の引き金となり、国家発展と安全保障における保健衛生の役割に対する理解を促進した。

また、国際保健における中国の役割にも新たな光が当てられた。
COVID-19との闘いにおいて、中国は160以上の国や国際機関にパンデミック対応を支援する為の資材を提供、2021年までに20億回分以上のCOVID-19ワクチンを120以上の国や国際機関に供給した(2)

なぜ怖いのか？
「WHOが中国と協力して、世界的な健康支援における新たな役割を推し進め、緊急物資の世界的供給者としての役割を果たそうとしていることは、「パンデミック後の健康からテクノクラシー（技術家政治・主義）への移行」として、テクノクラシーを世界秩序の前面に押し出そうという事前計画があるからだ。

中国は、世界のテクノクラシーをコントロールする競争に勝つことができるかもしれない。
しかし、もし中国が他の裕福でない国々にワクチンなど供給し、中国が援助している国から感謝の念を得ることができればの話だ。

計画は常にこうであった。。
「パンデミック後の移行は、健康からテクノクラシーへ」

「新型コロナウイルスのパンデミックによって、世界は歴史の岐路に立たされ、パワーバランスが変化しようとしている。」

グローバリストのトップであり、外交政策アドバイザーのジャック・アタリからの直言は以下の通り↓
「パンデミックは、中国とテクノクラシーに権力を変えるためだったのか？」

グローバリストの一人で、人口減少を提唱するジャック・アタリによれば、「新型コロナウィルスのパンデミックは、世界を歴史の岐路に立たせた。

「今日、新たな正統性が現れた。それはテクノロジー。
問題は、テクノロジーを全体主義的な力として使うのか、それとも利他的で共感的な力として使うのかということだ。
私にとって、明日における民主的権力の真の正統性とは、共感なのだ。」

「人類の歴史を通じてパンデミックに共通するのは、権力の移行である」、とアッタリは言う。

15世紀、正当な権威は宗教機関から世俗の権威へと移行した。
人々が科学をよりよく理解するようになると、正当な権力は再び世俗的権威から医学へと移った。
今、世界は良くも悪くもテクノロジーに属する可能性がある、とフランソワ・ミッテラン元フランス大統領の顧問は語った。

地政学の現状について言えば、中国経済はコロナウイルスによる感染症COVID-19の被害から徐々に回復しつつある。しかしアタリは、この危機が収束した時、北京がトップに立つとは考えていない。

「私は、中国が重要な技術大国になると信じている。しかし、中国には対処すべき大きな国内問題がある。
「中国が勝利するのは、アメリカが内部分裂を深め、ヨーロッパが何もせず、中国がアフリカ諸国などの危機を救うことで感謝される場合だけだろう。」

「その間、他の国々は中国の透明性の欠如を警戒するようになるだろう。「独裁国家は透明性を好まない。」

ジャック・アタリ ( Jacques Attali )

中国とWHOの 「健康独占 」のグローバリストたちは、世界と地域レベルであなた方の未来を画策している。
今、あなたはそれをしった。だから、NOと言うべきだ！

- INFO SOURCE - 
INTEREST OF JUSTICE  ( 15 October 2023 )
https://interestofjustice.substack.com/p/china-and-whos-agreed-upon-role-with?utm_source=post-email-title&publication_id=825071&post_id=137019221&utm_campaign=email-post-title&isFreemail=true&r=1oldqb&utm_medium=email