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問題の深さと大きさが市場規模に影響する!

近代から現代にかけて、人間の欲望を満たす
商品やサービスが次々に作られて、安全に生きる、
快適に生きることに対するニーズは多くが満たされてきました。

1988年に糸井重里さんが、西武百貨店のコピーで
「ほしいものが、ほしいわ。」を書いてから、
このかた、私たちは問題を探す時代を生きているように見えます。

なぜ、「問題」を見つけるのが大切か、というと、
「問題」の深さと大きさこそが、市場規模に影響するからです。
市場規模とはすなわちその仕事や事業のサイズに影響します。

近代は「深くて広い問題」から順に解決することを
続けるようになりました。

その結果、現在の世の中には、「深いけれども狭い問題」
もしくは「広いけれども浅い問題」のどちらかが残っています。

問題を解くことで大きな価値が生まれる鉱脈を
見つけることが困難になっています。

構想があることによって、問題を見つけ出しやすくなります。
問題とはそもそも「ありたい姿と現在の姿のギャップ」です。

大切なのは「ありたい姿」を明確に描けているかどうか、ということです。

「ありたい姿」を描くためにはビジョンが必要です。
ビジョンとは、構想です。

しかしながら、大切なことは、Appleはこれを予測したのではなく、
実現したのだということです。

いかにビジョンを描き、意志をもってギャップを埋め、
ひとつひとつ実現し、よりよい未来を目指せるかどうかが、
企業に求められているスタンスだということです。

自分たちのビジョンを定めて、
そこにむかって未来をつくっていかなければならなかいのですが、
過去だけを見ている会社に「意味をつくる」ことは難しいと思います。

いかにビジョナリーでいられるか、そのためには、
一定のインプットが必要です。
なにもないところから、考えることなど誰もできないからです。

一見、何の役にも立たない、仕事に関係ないような
知識のインプットは、物語をつくり、世界観をつくるという形の
アウトプットの材料なんです。

センスをつくる材料でもありますね。

映画でも、街を散歩することでも、本でもいい。

とにかく自分の感性に触れるものに興味関心を持って、
深掘りしていくと、また新しい世界観が開けて、
新しい興味関心が湧いてきます。

人の好奇心は無限大のはずなので、
きっといろいろなインプットを広げながら、
自分なりの世界や社会の見立てをできるようになっていきます。

そのことによって、自らの意志を言語化しやすくなり、
あるいは今と理想とのギャップを認識する
ための観測をすることが可能になります。

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos