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ネット通販で胡散臭さを脱出するには?

ネット通販のビジネスの中で、ブランド力を高めるにはどうしたら良いのか?
よいかわからないんですけどという問い合わせをよく受けます。

最近、ネット通販で軌道に乗った企業さまからこの類の質問をいただくことが多くなりました。

今回は通販のブランディングと、成功の通販と失敗の通販の
判断基準についてポイントをお伝えします。

ネット通販の企業にとってブランディングとは一体何でしょうか?

ネット通販のみならずブランド力を向上として大手企業は、多額の広告費を投下しています。

しかも、ネット広告にみだけにとどまらずリアルにも投下しています。

リアルとは、雑誌・テレビ・交通広告などを指しています。

一口にブランドといっても様々な側面がありますが、
通販会社に限定して言えば期待できる効果は限定的なので、この概念を取っ払う必要があります。

究極これだけです。
それは、胡散臭さです。

ネット通販会社になぜブランディングが必要かと言いますと、通販会社にとってのブランディングは胡散臭さを隠すために一種の隠れ蓑です。

怪しさを隠すことが今も昔も通販会社のブランディングの使命なのです。

過去の歴史が指し示しています。
少年ジャンプの雑誌の裏面に、金塊のお風呂に入った男性と美人の女性
のシーンなどを見たことはありませんか?

何を言っているのかわかる方は、私に年齢が近いかもですよ! 笑

その後に現れたのが、化粧品通販会社や健康食品会社でアウトバウンドをして、商品を購入してもらうテレマーケティングでした。

そのおかげで多くの通販企業が売り上げを伸ばし、
100億円以上の売り上げ規模になるところまで
ゴロゴロと現れるようになりました。

しかしながら、弊害もあり、過度な電話による
押し売りを行っていたので、社会問題にもなりました。

その結果、特定商取引の強化、割賦販売法の強化
など様々な消費者保護の観点の法律が改正されていきました。

このような通販会社はメディアで悪質だと報道され、
悪評が広まるようになりました。

しかし、ある会社がTVCMで
自社はどんなに誠実なのか
というメッセージを発しました。

その結果、今では誠実な姿勢が素晴らしい立派な企業だ
という企業イメージが残りました。

このように、時代とともに変化するマーケティングの手法ですが、
クリーンな会社のイメージは採用の競争率を上げ、
より優秀な社員が集まるようになりました。

まさに、経営環境にもプラスになっているのです。

では、誰にどう思われるかでブランディングの手法は
違うという視点にも目を向けていきたいと思います。

過去の通販会社での事例が指し示しているように、
実は、ブランディングというのは、
誰に対してどう思われるか、はとても大事なんです。

誰に、というのは新規になる予定の見込み客なのか?
それとも既存の優良なお客様なのかということです。

新規になる予定の見込み客は、
いいかを変えると「まだ購入して頂いていない顧客」
のことです。

見込み客とは潜在的な顧客層であり、
きっかけがあれば御社の商品を
購入するであろう未来の顧客のことです。

この顧客にTVCMなどの広告を打てば、
認知が広がり購入につながりやすくなります。

その中には、就職希望の方まで出る可能性もあります。

また、既存の顧客には
TVCMというお金がかかる広告を打てる
くらい有名なブランドを私は使っている、
という満足度やステイタスといった
ロイヤリティを感じていただくことができます。

ただ、ここで気を付けなければならない点があります。
しかしながら、小さな会社のネット通販には
まだブランディングは必要ないということです。

理由は、費用対効果が悪いです。

TVCMで企業イメージを向上させることはできますが、
購入してくれる顧客をすぐにキャッチアップをしてくれません。

さんざんお金を使って得られる
価値は、企業のイメージアップなんです。

そのブランド作りですが、ブランドを作るのには
時間がかかるのですが、崩壊するのは一瞬なんです。
(ブランド認知は長い時間を必要とします)

たとえ、ネット通販の会社であっても、
継続的な経営が必要です。

長く経営する必要がないと思っている
通販会社はブランディングの必要はありませんが、
一日でも長く経営したいと思われる通販会社にとっては、
とても重要になります。

お客様に対して
どういうメッセージを発するべきか?
を考えて実施してみてください。

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