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「バーフバリ」前代未聞の絶叫上映オールナイト 全力レポ【後編:参戦編】

新宿ピカデリー、ほぼほぼインド大使館と化しました。

凄かった「バーフバリ絶叫上映オールナイト@新宿ピカデリー」。
おかげさまでTwitterトレンド1位を獲得して、V8Japanさんはもちろんお手伝いスタッフも一同歓喜!

そんな、1200人を一夜の狂騒へと誘った「18.4.7 バーフバリ オールナイト絶叫上映」の模様を、参戦した皆さまはもちろんながら、「昨日新宿凄かったけどあれ何だったの??」「なんかよくわからんTwitterトレンドがあったけどアレ何?」って方にも是非このお祭りを知って欲しいと思い、レポート!
オールナイトに臨む前日深夜に書いた、「バーフバリって何?」「絶叫上映って何?」がわかる準備編はこちら。

ちなみに、私のステイタスはこんな感じです。
・「バーフバリ」は「~伝説誕生」の公開初週に鑑賞、「~王の凱旋」は公開初日に鑑賞済みの洋画オタ
・「絶叫上映」は初めての参加
・おひとり様鑑賞組
・当日はサリーを着ていきました♪
・お手伝いスタッフに参加

そう、絶叫上映は初めての参加です!しかもおひとり様。
ずーっと行きたかったんだけどなかなか参加出来てなくて、念願の初参戦!
だから、「どんな感じなのか雰囲気がわからなくて…」「一緒にいける人がいなくて…」等の理由でまだ参加出来ていない方にも、そんな事を思っていた事をもったいなく思うであろうこの楽しさをお伝えできればと思います!

■午後9時半ごろ
一般上映終了後のお客さんと、これからオールナイトに臨むマヒシュマティ国民(※参加者)とが混ざりあい、新宿ピカデリーが異様な雰囲気に包まれる。
1階エントランスでは写真撮影スポットや「バーフバリおみくじ」が想像以上の大行列!人が凄い。
(通りすがりの外国の方に「What is this ??」と驚き交じりに質問されて、「This Is Baahubali Movie Festival!!」と咄嗟に答えたんだけど、“絶叫”が伝わらなかったかもしれない事を今になってちょっと後悔)

そんな本日の入場者プレゼントはこちら。

マヒシュマティ住民カードと、デーヴァセーナの素敵なカード。
これ、V8Japanさんの特製ですよ!愛を感じる。

参加者の3割くらいがコスプレ(キャラクターになりきった超そっくり衣装から、可愛いサリーの方まで様々)、3割くらいがほんのりインドの雰囲気(バンダナ、ビンディ、エスニック風ファッションとかとか)って感じなので、別にコスプレ絶対!とかではありません。楽しみ方は人それぞれ。
でも、サリーを着る機会なんてほとんどない中で、着方も覚えたし、とにかくふわっと流れるキラキラな生地とじゃらっとしたアクセサリーが可愛いので、着てみたい!っていう理由だけで参加してみてもいいかも。
カップルでバーフバリ風の彼&可愛いサリーの彼女さん、がいらっしゃって凄く眼福でした。

■午後10時半ごろ
一番最初に上映開始となる2番スクリーンが開場!その後も順次スクリーンが開場していきます。私もスクリーン6番へ移動。

■午後11時
スクリーン6番開場。こちらで鑑賞します。前のほうには特製のうちわを持った方々も!まるでアイドルのコンサートさながら。
そうそう、面白い現象があって、皆さんバーフバリ風にパッケージを変えたお菓子を自作&持参していて、皆で交換したり配ったりしているんですよね。
私もうまい棒や小枝を頂きました!有難うございます。
(どうやら2.5次元ファンの間でもこのコミュニケーションがあるんだとか!知らない世界を知るのは面白いものです)

■午後11時20分
開演!前説はこちらのお二人でテンポよく行きます。
 V8Japan 渡久山さん@ninifuta
 前説助っ人 野口デーバデーバさん@mo_mo_i_san

ここで、昨日の「王の凱旋 完全版」6月公開の情報に続き、「幻冬舎さんでのコミカライズ決定」「4月26日の監督&プロデューサー来日絶叫上映決定」の情報が初解禁。バーフバリ、盛り沢山すぎ。
これらの発表に対する客席からの反応も凄い。コール&レスポンス。
「4.26チケット争奪戦やべえ」みたいな声があちこちから聞こえてましたね。

ちなみに、この日の前説は7分きっかりで暗転します方式で、スタッフも事前に練習を何度かしていたのですが、その時は5分半ぐらいで読めてしまうので時間余るかなーと思っていたのです。
でも、実際は客席から返ってくる反応の厚みがすごくて、結果実はほぼきっかり7分ジャストでの締めだったんですよね。お二人ともばっちりv

■午後11時27分
「~伝説誕生」上映開始。
いろんな場面で、あちこちから合いの手やらつっこみやら声援やらが入る!
願掛けの導師が「神のみぞ知る」と言えば、「結局しらねーのかよ!」。
マヘンドラにこっそりタトゥーを入れられちゃうアヴァンティカに「後ろ後ろ!」。
雪景色ににやりとするマヘンドラに「これが雪かあ…!」。
水面に映る美しい自分の姿に気づくアヴァンティカに「そっちのほうが可愛いよ!」。
滝に打たれ水もしたたるいい男なマヘンドラに「Fooooooo!」。
アヴァンティカとのセクシーなダンスシーンに「Fooooooo!」。
マヒシュマティ王国に一人乗り込むマヘンドラに「Fooooooo!」。
この「Fooooooo!」が、初おひとり様参戦の私的には一番言った言葉かもしれません。
きっと各スクリーンにそれぞれツッコミ上手な人や愛が溢れすぎてる人がいるので、その気の利いたコメントを聞いてるだけでも楽しいし、「Fooooooo!」だけでもスクリーンが一体感で満ちるのでそれも楽しい。

そして歌のシーンは当然ながら、盛り上がってくる場面でタンバリンとサイリウムが大活躍。
私のような初心者でも、タンバリンは持ってたほうが絶対楽しいはず。
音楽に合わせて刻むだけでも、「Fooooooo!」のシーンでしゃらしゃら鳴らすだけでも、あの一体感に参加できるので。

歌は、とりあえず音感がわかりやすいとこだけカタカタ発音で口ずさむ!
アヴァンティカの歌「Dhivara」は「ユバ、ユバ、ユバユバナ~」「ホナナホンナナホンナナホンナ~」とかだし、「Nippule Swasaga」でも「マーヒシュマティ~」しかわからないし低音出ない!でもOK。


まあでも、まずは何よりマヘンドラの凱旋によってマヒシュマティに巻き起こった「バーフバリ!」コールに、皆が一国民になって参加してその凱旋を称えられるのがこの前半戦の醍醐味じゃないかな。

そんなこんなで、カッタッパ(大人気)の衝撃の告白で締められる「~伝説誕生」は午前1時45分に終了!
(あの超絶長い無音エンドロールは、どこのスクリーンでも自然と起きた「バーフバリ!」コールの耐久戦みたいになっていてこれも一体感があって面白かった)

休憩時間にはとくさんasカッタッパがスクリーンを回ってきてくれて、撮影会。カッタッパ大人気。

■午前2時5分
「~王の凱旋」上映開始。
王の凱旋はオープニングが凄くかっこいい演出なのでこれも見逃せません。
父・アマレンドラの時代のお話がメインの「~王の凱旋」。主演のプラバースさんは、アマレンドラ&マヘンドラというバーフバリ父子を両方、ほとんどビジュアル的には変化のない状況で演じているんですが、全然顔つきが違うんです。
マヘンドラのときは茶目っ気があって無鉄砲な雰囲気が強いんですけど、アマレンドラの時は、凛として精悍で英雄然とした顔つきに変わる。
正直、「~伝説誕生」の時は「ラーナー・ダッグバーティさん(バラーラーデーヴァ役)のほうがカッコいいな」なんて思っていたんですが、「~王の凱旋」での表情の変わり方にやられました。

これがマヘンドラ(子)で

こっちがアマレンドラ(父)です。かっこいい。

そしてオープニングに続くこのシーンと楽曲で既に最高潮。「バリバリバリバーフバリ!サホーレバーフバリ!」です。

この「~王の凱旋」では、クマラとデーヴァセーナの人気が爆発。完全にコメディリリーフのクマラ。ムロツヨシっぽい。全然武術が出来ないのに見栄張ってるのを、いろんな人に見抜かれているのに続ける…という可愛くてしょうがないキャラ。
彼が「これが斧で…」と説明し始めると「おいおい大丈夫かよー!」とか、イノシシを射貫くと「よかったなー!」とか、かくしておいた剣や木の切り株が見つかってしまうと「あぁーあ!」とか、とにかく彼の一挙手一投足に対する反応がでかい。愛されてる。

デーヴァセーナは「~伝説誕生」でも登場はしているけれど、過去の話がメインである「~王の凱旋」での美しさと強さがまたいいんですよね。
無礼な婚姻に対してばっさり切り捨てるところで「Fooooooo!」。
アマレンドラとともに弓で戦う場面で「Fooooooo!」。
徐々にアマレンドラに傾いていって肩を貸す場面で「Fooooooo!」。
つよい。つよいっていいなあ。

そんな二人の人気と、アマレンドラの格好良さ、そして「なぜカッタッパはアマレンドラを殺したのか?」という「~伝説誕生」ラストで明かされた衝撃の事実までの出来事の積み重ねを丁寧に描いていく事で、ものすごく凝縮された面白さとなっている「王の凱旋」。
実は、わいわいとしたホームパーティみたいな盛り上がり感は「~伝説誕生」のほうが強かったのだけど、そこで一体感が醸成された後の「~王の凱旋」はなんだかスクリーン全体の連帯意識が強くなっていた気がして、どちらかというと「皆で見届けよう!」っていう雰囲気があった。
たまに「ああ、この劇場にいる人きっとみんな感動しているな」ってわかる映画や上映回があるけど、その最たる例というか、皆が感情を共にしている感じが、その鳴り物やら発声やらの変化にわかるというか。
(単純に5時間たってお疲れなのもあると思うけど笑)

そんなこんなで怒涛の5時間が終了。
みな、ふらふら気味になりながらも素敵な笑顔で帰られていく光景が素敵でした。
次に皆が集うのは26日の監督&プロデューサー来日絶叫上映でしょうか!
行きたい!!
またあの一体感を味わい、そして監督たちに届けたい!
チケット争奪戦をなんとかして乗り越え、そして有給を取得しないとです笑。
今回参加の皆様、またお会いできるのを楽しみしています。
そして、この熱狂を横目にみて少しでも興味がわいた方々にも参加してみてほしい!
実はスクリーン6は、私と同じく絶叫上映初参加が半数ぐらいだったのですが、そういった様々な濃度の方々でこの一体感なので、全然初めての方ウェルカム!おひとり様の方もウェルカム!
この熱狂の広がりを楽しみにしています!


■ちなみに、、、
V8Japanさんとお手伝いスタッフは一同、上映終了後エイトで7時ぐらいまで飲んでおりました!
なんとこの後、今日の16時半からのマサラ上映にもそのまま参加するという方々がちらほら…凄い…。
26日、本場インドでは紙吹雪が乱れ飛び、踊りながら歌いながらの鑑賞というさらに凄いお祭り上映なので、そんな情景になれている監督たちをどうしたら驚かせるのか?なんて話も出てましたねー。

今回のスタッフはこちら~。

スタッフルームにこんな張り紙があったり、細部まで愛に溢れるV8Japan様。

大した事してないけど、こんな素敵なお仕事のお手伝いが出来てよかった。
そして、この流れをしっかり汲んで、完全版上映やら漫画化やらファンにどんどん還元してくださるツイン様、「~伝説誕生」の時から全力でこの作品を応援してくれている新宿ピカデリー様、有難うございます!
(新ピカスタッフさんにもサリーの方がいらしたので、もしかしてあの方が聖地化を進めてくださってるんじゃ…感謝)

2018年、まだまだ怒涛のバーフバリブームは続いていきますよ!
皆乗り遅れるな!ジェイ、マヒシュマティ!!


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