見出し画像

#08【受講生インタビュー】興味から始まり、独学を経て、エンジニアを目指す50代・事務系サラリーマンのつとむさん

Engineer.Okinawa(エンジニアオキナワ)は、最前線で活躍するエンジニアが監修した学習教材を、現役のエンジニアから学び、実務経験まで提供するエンジニア養成スクールです。

生まれや育ち、住んでいる地域や環境にかかわらず、なりたい人がITエンジニアとしてキャリアアップすることを後押しし、一人ひとりが自身に合った働き方を見つけられるよう支援しています。

Engineer.Okinawaの授業はすべてオンラインで提供しているため、公式noteでは受講生たちの「学ぶ動機」や「学習状況」などリアルな姿を発信しています。

受講生インタビュー第8回は、1期生としてカリキュラムを修了されたつとむさんです。

Engineer.Okinawaで最年長ながら、最短5ヶ月でカリキュラムを修了されたつとむさん。家庭も仕事も順調というつとむさんが、どのような目標を描いて通われているのかお話を伺いました。


受講生紹介!

プロフィール画像は生成AIで作ってくれました🤖

これまでのキャリアについて聞かせてください。

事務系の仕事をしている50代のサラリーマンで、奥さんと、子ども3人の、5人家族です。

県内の大学に進学して経営学を学んでいましたが、「先生の単位をもらえたら卒業できるのでお願いします!」って教授に頼み込んで卒業しました(笑)。

大学卒業後は、学生時代の友達に会うためにアルバイトしながら東京に遊びに行ったり北海道に行ったり。

あとは親戚がハワイとかロサンゼルスとか南米で、商店みたいなちっちゃなスーパーを経営していたので、渡米してそこを手伝いに行っていました。

手伝いをすると「よく頑張って手伝ってくれたからラスベガスに遊びに行ってきなよ」ってお小遣いも貰えたので、毎度1〜2ヶ月くらいはアメリカに行っていましたね。

その後、27歳くらいの頃に今の職場に入りました。大学の教授から「人に頼って生きるような生き方はやめなさい」って言われたことが今も心に残ってますね(笑)。

急展開ですね。フリーターから、どのように現在の職場にたどり着いたんですか?

今の奥さんと「このままだと一緒に居られなくなる」っていうことが分かってきたので、「ちゃんとした仕事に就かなきゃ」と思い、新聞にあった求人広告を受けてみたら入社が決まりました。

そこから28年くらいは勤めています。

いまの職場も順調のようですが、なぜエンジニアというキャリアを考えているんですか?

2〜3年前くらいに、YouTubeでPythonの動画とか似たような動画がいっぱい目につくようになって。

以前、業務でRFP*を書かなくちゃいけなくて、知識ゼロからIT関連のことを調べたことがあって、それでレコメンドされたんだと思うんですが、試しに動画を見ながらPythonをやってみたら「おもしろいな」と思ったんです。

「RFP = Request for Proposal」とは?
「提案依頼書」を意味します。主に情報システムの導入やシステム開発を行う場面で、発注者から受注者に提示する文書です。

「自分ってこういう開発も好きなんだな」「好きなことを活かして収入を得られるような生き方ができるといいな」って自覚して、それでエンジニアの道を考え始めました。

エンジニアを、、、狙っているようです😳💘

プログラミングが面白かったんですね。

そこから1年くらい動画を見ながら勉強をしていたんですが、Pythonだけでもたくさんの書籍が出ていたり、学習動画も溢れていたりして、一つ一つやってみるとおもしろいんですが、自分が収入を得られるようになっていく過程で「これ勉強する必要があるのかな?」「これに時間費やしても良いのかな?」という、漠然とモヤモヤすることが出てきました

そんな感じで独学を続けているときに、たまたまEngineer.Okinawaのネット記事を見つけました。

過去にもプログラミングスクールを検索してみたこともありますが、昼間は仕事をしているので平日に通学するのは無理だし、オンラインで学べるスクールもあるけど自分に引っかかるものがなくて。

でもEngineer.Okinawaの記事を読んだときは「なんかクオリティが高そうだな」と直感的にビビッと来たんです。

代表の齋藤匠さんっていう方が、シングルマザーに稼ぐ力をつける取り組みを沖縄で始めるという内容だったんですが、匠さんの経歴を調べてみると、もうIT業界の先端で働いてる方だったんで。

そんな方が沖縄に来て、沖縄を拠点にシングルマザーや学生さん向けにエンジニア育成を始めるなんてすごいなぁと、リスペクトできたというか共感したんですよね。

「シングルマザーでも学生でもないので自分は対象外だろうな」なんて思いつつ、でもここで行動を起こさないと後悔するような気がして、ダメ元で『50代のおじさんは対象外だと思うんですけど、どうですか?』って問い合わせたら、『全然大丈夫ですよ!』とメッセージが返ってきたので、受け入れていただけてとても嬉しかったです。

そんな経緯があったんですね。入会してからの学習はどうでしたか?

集中して学べましたし、目の前の課題を達成したい→達成できたの繰り返しで、あっという間の5ヶ月でした。

最近ジムに通ってウェイトトレーニングをしているんですけど、例えば60kgのバーベルだったら10回くらいは余裕で上げられるとするじゃないですか。Engineer.Okinawaの毎週出てくる課題って、上げられる自信がないレベルの出題の連続ではあったんですよ。これ俺、無理だなって(笑)。

ただ、「〇〇について調べてみましょう」みたいなヒントが準備されているので、該当する箇所のカリキュラムを読み返したり、Googleで調べたりすることに時間を使って、“なんとかバーベルを1回上げられた” くらいの感覚でした。

通っていた5ヶ月間、余裕で5回も10回もバーベルを上げていたかと言われたらそうではなく、今ももしかしたら頑張らないと1回も上げられないかもしれない。やっと1回上げられたなっていう手応えで、もうガタガタ震えながらやってました(笑)。

やると決めたら、文字通り「全力投球」する💪

仕事をしながらストレートで学習カリキュラムを修了するってなかなかハードだと思いますが、工夫されていたことってありますか?

まずは仕事で残業にならないように、定時で帰るために普段以上に頑張りました。

平日だと、授業がある日は19時から受けて、授業後もプラス1時間くらい、授業がなくても2〜3時間くらいは勉強時間を捻出していました。

土日は仕事も休みなので、使える時間は全部、勉強に投入していました。

素晴らしいですね。1日のスケジュールはどうでしたか?

つとむさんの平日スケジュール。
授業を受けるため、仕事を定時に帰れるようにやりくりしたのだそう✨

朝は6時くらいに起きて、身支度をして朝食を摂ったら、8時半から仕事に入ります。

お昼休憩が1時間あるので、奥さんに作ってもらったおにぎり1個を5分くらいで食べて、残り45分くらいは技術関連の記事をスマホで調べたり、Progate*をやったりしています。

Progate(プロゲート)とは?
オンラインで無料で学べるプログラミング学習サービス。プログラミング言語ごとにコースが用意されており、初心者にわかりやすいと評判。
Engineer.Okinawaでも予習コンテンツとしてカリキュラムに入れている。

FrontEndコースからは、課題をクリアするためのリサーチの時間をメインに使っていました。

仕事は早いときは18時には帰宅できたので、授業がある日は19時から21時まで受講して、授業がない日でも19時から2〜3時間は勉強に使って、大体0時前後に寝るというサイクルでしたね。

奥さん手作りのおにぎり🍙
サイズからも愛を感じます。

ランチ5分はすごいですね。他にも学習期間に意識してやっていたことはありますか?

奥さんとか子どもたちに「エンジニアになる!」って宣言しました。

エンジニアを目指してスクールに入って、週に2日、オンラインでこんなことを学ぶよって宣言しましたね。

良いですね。ご家族はどんな反応でしたか?

まぁいいんじゃない?みたいな(笑)。

子どもたちは「おお、かっこいいじゃん」とか言ってくれたりして、何気にちょっと嬉しかったですね。

つとむさんが画像に入れてくれたコメント↑
仕事をしながら5ヶ月で修了できたのは、こういう熱意から来ているのかもしれませんね🔥✨

素敵!ご家族の応援も支えになっていたんですね。
Engineer.Okinawaの授業で、印象に残っていることはありますか?

毎回毎回勉強になることばかりで、5ヶ月間を通して本当にいい時間だったなと思うんですが、最初の授業のところで匠さんから「学習時に陥りがちな状態」の話があったんですよね。

手を動かしていても「できているのか分からない」「成長が感じられない」っていう停滞が続くときもあるよ、それでも諦めずにやっていれば成長するんだよ、だからうまくいかない時期があっても気分をリフレッシュさせながらやっていこうね、みたいな話でした。

実際、一生懸命やってるけど「全然身につかないなー」なんて思うことは結構あったんですが、成長曲線の話があったから諦めずにやり続けることができたと思います。

自分は結構、飽きやすい性格なんですけど、この5ヶ月間は全然飽きるどころかすごい充実してました。

全く手の届かない無謀な課題じゃなくて、どうにか頑張ったらできそうなレベル感が自分には合っていたんだと思います。

カリキュラムを修了されて、実務に入っていく時期かと思いますが、最近はどのように過ごしていますか?

技術面では、Reactを使ってユーザーの登録フォーム、投稿、更新、検索機能を実装しようとしているところです。

あとは毎週火曜日に、修了生で集まって転職とか実務の話をしているので、履歴書や職務経歴書を作るところですね。

Engineer.Okinawaのカリキュラム修了後は、
自身の転職活動を進めながら
パートナー企業からお預かりしたシステムの開発・保守・運用といった実務を積むことができる。

エンジニアとして働くイメージに変化はありますか?

Engineer.Okinawaに入る以前は、例えば「ホームページをHTMLとCSSとかで作る」くらいの認識しか持ってなかったんですけど、5ヶ月間勉強して、自分の想像をはるかに超える世界があることを知りました。

最初は「エンジニアになりたい」と思いつつも、全然その世界のことを知らない状況だったので、「本当になれるのかな」という気持ちもあったんです。

今はエンジニアに確実に一歩近づけたような実感があって、エンジニアに「なりたいな」から「なってやる」と思えるくらい後押ししていただけました。

自分にできることをコツコツ実現していきたいと思います。

引き続き応援しています!つとむさん、ありがとうございました!


最後まで読んでくださった方へ

このnoteを読んで、良いなと思っていただいた方、少しでも創る人の頑張りを応援したいと思っていただいた方はぜひSNSでシェアをしていただけると大変うれしいです。

また、Engineer.Okinawaで学ぶことに興味が湧いた方がいらっしゃれば、以下のスクール公式サイトを覗いてみてもらえるとうれしいです!受講生の半数以上はプログラミング学習未経験の社会人で、お仕事や家事育児の合間にみんなで分からないところを解決し合っており、完全オンラインでも学びやすい環境です。

身の回りでITの活用が進む中、エンジニアとして“創る”仕事をしてみませんか?👨‍💻👩‍💻

最後までお読みいただき、ありがとうございました!