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息子が中学受験で合格できたわけ#1

 もう1年以上前の話ですが、一発必中で中学受験の合格を手にした息子。
もちろん、親としては複数回受けることを覚悟していました。数打ちゃ当たる、それくらいの気持ちです。が、結果から言うと初日の午前で合格をいただき、その年の2月1日14:30をもって中学入試を終えました。

 偏差値という観点で成績を見るのであれば、彼は成績が悪いです。
中学受験をする以上、基準として偏差値が存在してしまい避けて通ることはできず、自分の手の届くかもしれない範囲で行きたい学校を探した上で受験校を決定。我が家は一校のみの受験でした。

(心の中では偏差値なんてくそくらえ、と思ってます。)

最後まで成績は上がりませんでした。それでも、本人は絶対に合格すると信じて疑わなかったしブレませんでした。そこに合格への道があったと思っています。

11月くらいから、部屋から音楽が聞こえてくるようになりました。
2020年12月26日をもって解散した「レペゼン地球」の曲、

-0- 東京 (ゼロ東京)  この曲をずっと彼は聴いていました。


「俺ならできる」「俺ならできる」「俺には俺がついている」
-0- 東京 / レペゼン地球

聴きながらでも勉強してくれればよかったのですが、聴きながら勉強する姿は見られなかったですねー。
今回の中学受験で考える、彼が合格できた理由は、

この歌詞にピンときた彼自身

それだけです。根拠?そんなもん、ありません。だって、レペゼン地球は

根拠の無い自信ある 
-0- 東京 / レペゼン地球

って言ってます。便乗しますが、根拠なんてありません。12歳でこの曲と自分で出会い、この歌詞に衝撃を受けて気に入った息子の感性、好きです、嫌いじゃない。いえ嘘です、大好きです。

合格発表を見て肩の荷がおりたのか、家に向かう真昼間の電車の中はすっからかん。どすっと腰をおろし、手足を放り投げて息子は言いました。

「これで、俺は伝説だ。」

今回のタイトルはこちらにしようか迷いました。そして、この曲の締めは以下の歌詞になっています。

できるだろうとかできればいいとか
そんな半端なもんじゃねぇんだ
できなかったらどうしようとか
俺できるから必要ねぇんだ
いつだってどこだって
何回だって何回だって
俺が俺に言ってやるんだ
「俺ならできる」「俺ならできる」
                      -0- 東京 / レペゼン地球

そう、彼の心は最後まで「落ちたらどうしよう」ではなく「俺ならできる」だったのです。

レペゼン地球は解散してしまいました。最後のLive DVDが届いて、家族で見ています。DVD見て妻泣いてるし。

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追記 #2も公開しました


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