2019年度_新卒エンジニア座談会

2019年度 新卒エンジニア座談会 EVERRISEに入社してわかったこと、語ってみよう。


はじめまして。EVERRISE広報の船崎(ふなざき)です。


2021年度新卒採用シーズンですね。EVERRISEでも説明会や面談がスタートしています。

今回は学生のみなさんの疑問に少しでも答えるために、19年度新卒のエンジニア3人の座談会をお届けしようと思います。

経歴もプログラミング経験も違う3人に、「どうしてEVERRISEを選んだのか?」「大変なこと・よかったこと」「入社して見えてきたこと」などなど、気になるところを自由に話してもらいました。

EVERRISEってどんな感じの会社か、よく伝わる内容になりました。

学生の方も、学生じゃない方も、ぜひ読んでみてください。​


EVERRISEは、デジタルマーケティングの分野で高い技術力をもち、大手広告代理店などの仕事をテクノロジーでサポートしています。2006年、同じソフトウェア会社のエンジニアだった取締役3人が自社サービス立ち上げのために設立しました。

現在は、顧客データ収集・管理・分析のためのデータ基盤であるCDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)「INTEGRAL-CORE(インテグラルコア)」や広告運用などの分析のためのマーケティングデータETLツール「HARBEST(ハーベスト)」、アドテクを中心としたSI事業を展開しています。


■ 2019年度新卒エンジニア座談会メンバー

2019年度 新卒エンジニア座談会 (1)


ー集まってくれてありがとうございます!まずは、入社までの経歴を簡単に教えてください。プログラミングの経験度もお願いします。


柄戸:高専を出た後、豊橋技術科学大に編入して、大学院進学、卒業後に入社しました。
ちょっと思い返してみたんですけど、初めてのプログラミングは小学生のころなんじゃないかという記憶が…。


野口:えー!そんな前から。すごい。


柄戸:中学生のときにはレゴブロックでプログラミングするやつを触ってたんですよね。
小学校高学年のときに、命令カードを組み合わせて、ロボットを動かすプログラミング教材みたいなのを買ってもらったな〜と思い出しました。
高専は電気系学科で、ばりばりコードを書いていて。その頃はハードウェア寄りで、マイコンを使ったり、アセンブリ言語や組み込み系の言語をやっていました。
大学に編入して情報系学科になったので、そこから今のようなコンピュータ寄りのプログラミングになっていきました。研究室では、自分たちで作ったロボットを使って人の感情コミュニケーションを研究してました。


野口:僕は柄戸くんとは正反対かもしれません。普通に大学を卒業しました(笑)
商学部だったのでまったく技術には関係がなくて、プログラミング経験はほぼゼロで入社しました。
大学3年から入ったEVERRISEのインターンでも、マーケティング系や顧客サポート業務がメインでしたね。


渡部:僕もちょっと変な経歴です。
理系の大学で生命科学部を出て、東京薬科大学院に進学しました。白衣を着て、ピペットとかを使う世界ですね。
大学1、2年のときに初めてプログラミングを触ったんですが、その時は全然おもしろくなかった。単位をとるために仕方なくやってたからだと思います。
大学4年から、課題じゃなく自分で作ることでプログラミングにハマりました。
内定してからEVERRISEで1年間インターンをして、実装を担当させてもらっていました。


ー野口さん、渡部さんは経歴だけ見ると「なんでエンジニアに?」って思われそうですよね。柄戸さんもハードウェアも理解していて経験値が高い。それぞれ、なんでEVERRISEを選んだんですか?


野口:就活の面接みたいなんですけど、話します(笑)
まず僕は「自立した社会人になりたい」という軸がありました。「1人でも生きていける」みたいなスキルが欲しくて。
自分でビジネスをやることに興味があったので、今後しばらくは伸びるであろうITがいいなと思いました。
エンジニアを選んだのは「自力で生きていく」という上で、いろんな方面に力を生かせるかなと思ったからです。どんなビジネスでもプログラミングは関わると思うし。
EVERRISEを選んだのは、一番は雰囲気のよさですね。あとは人数的にもこれから伸びていくところ。いま入ることで、一緒に成長していけそうだと思ったからです。


渡部:僕も、雰囲気がよかったことが決め手かな。採用担当者の荒木さんや代表の倉田さん、面接を担当したエンジニア、みんな質問に的確に答えてくれました。
正直、就活しているときは、システム開発会社よりも事業会社を中心に見ていたんです。
でもEVERRISEはSIをやってる他の会社とイメージが違った。「大人数で仕事をわりふってこなす」というのがなくて「いいものを作る」意識が高い。なので1人1人しっかりしたエンジニアが多くて、学生に対して真剣に向き合ってくれていると感じられて、「ここならいいな」と。


柄戸:段階を追って説明しますと…。
まずプログラマーを選んだのは、「それならできる」と思ったから。
ベンチャー系を選んだのは、自分で会社を大きくしていけるのがいいなと思ったから。
広告関連を選んだのは、自分でもスマホやPCを見ていて出てくる広告の裏側の技術が気になったから。
EVERRISEを選んだのは、会社見学とか面談の中で、やっぱり会社の雰囲気、代表の倉田さんの雰囲気がおもしろいなと思ったから。


ーなにがおもしろいと思ったんですか?


柄戸:倉田さんはけっこう赤裸々なお金の話とかもしてくれましたね(笑)
技科大のときに、とあるメーカーに数ヶ月インターンに行ったんです。エンジニアの部署だったんですが、それぞれの机で黙々と作業していてすごく静かでした。お昼休みになると、みんな自席で突っ伏して寝てる。
これはちょっと嫌だな〜と思いました。
EVERRISEはなんというか、ワイワイしてるし、みんなで作業している感じがあって違いました。


野口:雰囲気の良さで言うと、面談の途中で、社員旅行の写真を見せてもらったりして「内定してないのにこんなに見せてもらえるんだ」と思ったのを覚えてます。
隠さない感じがいいなって。


渡部:こっちが心配になるくらい隠さないですよね(笑)


画像2

2018年度は社員旅行でセブ島に行きました!


ーそろそろ入社から9ヵ月経ちますが、「これが一番大変だった」ということはありますか?


柄戸:満員電車でぎゅ〜〜ってなるやつが…(笑)
都心だから仕方ないんですけど、大学のときは電車通学じゃなかったので、初めての満員電車で大変です。


野口:研修が終わって、初めてのプロジェクト(PJ)に配属されるんですが。
そこが仕事らしい仕事は初めてなわけです。「自分はもっとできる」という思いを打ち砕かれました。求められるレベルが高いので、そこについていけない自分がいて、こんなにできないんだとショックはありましたね。
でもサポートはあるし、PJ入って5ヶ月くらい経った今は動き方がわかって自信がついてきています。


渡部:たくさん大変なことはあるんですが…。
一番は、学生やインターンと違って責任があることでしょうか。成果物に対する責任の量が全然違う。お客さんがいて、一緒に働く仲間がいて。
研究だったら失敗して困るのは自分だけだけど、仕事は周りの人がいる。そういうプレッシャーがありますね。
大きい会社だと「だれかがやってくれる」率が高いと思うので、こういうプレッシャーは薄いかも。鍛えられる環境です。大変だけど、ありがたいですね。


ー大変なことを聞いたので、「入社してよかったなぁ」と思う点も教えてください!


柄戸:まったく違う経験をしてきた人に出会えたことかな。
プログラムやものづくりをずっとやってきたけど、それを全然やってきていない人とも仕事してる。自分と前提が違う人。
考えるポイントが違ったり、その人にも伝わるような仕事をしないといけなかったり、新鮮でおもしろいです。
もちろん自分よりももっとプログラミングができる人もたくさんいて、いろんな視点が持てるおもしろさがあります。


渡部:うれしいのは、フラットでよく見てくれていること。
新卒で「これやってみたい!」となったときに見てくれていて背中を押してくれる人が必ずいました。
そういう環境なので、新卒勉強会や研修での教え合いの取り組みなど、自分たちで考えてスタートできました。
PJ配属後も「そのツールはイケてないんじゃないか」と言うと、次の日みんながらっと変えてくれたりしますよ。
普通新卒だと言えない・聞いてくれないのかもしれないですけど、EVERRISEはそれはないですね。


野口:プログラミング未経験で入ってきて、ついていけるか不安がありました。
でも研修期間でしっかり基礎力をつけられるカリキュラムでした。内容以上に、自分で考えたり動いたりしないと進めない課題だった。そういう自走力がつく環境と、しっかり支援してくれる先生たちがいる中で、力をつけられてよかったです。


ー野口さんからも話が出ましたが、新卒エンジニアのみなさんは入社後数ヶ月間の研修がありますね。感想とか思い出とか、あります?


渡部:基本的にそれぞれが課題を進めていく形式だったのですが、みんなで教えあいながら進められたのは、けっこういい雰囲気だったかなと。
レベルにかかわらず気づきがあってよかった。


柄戸:先生からのレビューがすごいです。
大学では「とりあえず動けばOK」だったけど、業務に耐えうるコード、間違いが起きにくいコードが求められました。
先生から最初は短いレビューが来るんですけど、それだとよく意味がわかんない(笑)
なのでさらに質問すると、丁寧にわかりやすくすごい長文が返ってきます。「こうしろ」という答えじゃなくて、「こういう意味でこうするべき」という理屈を教えてくれるのがおもしろかったです。


渡部:あのレビューは、すごい熱量だよね。
最初に返ってくる短いレビューはポエム…。先生の美学を感じるものなんですけど、僕たちには読み解けない。


柄戸:みんなで相談してたよね。「これどういう意味だろう?」って。(笑)


ー未経験の野口さんはどうでした?


野口:もちろんプログラミング経験者との差を感じた部分はあります。
目標になっていた3ヶ月では終わらなかったので。
渡部くんは2ヶ月で研修を卒業していて、「まじか」とは思った。
でもさっきも言ったように、しっかり自分で解決できる力をつけられる課題だったし、先生たちも先輩も同期もサポートしてくれます。


渡部:研修に関係ない先輩たちも教えてくれるよね。


野口:そうそう。教えてくれるので、やる気さえあれば未経験ということでそんなにビビる必要はないです。


ープログラミング経験の長い柄戸さんはレベル感などはどう思いましたか?


柄戸:課題を解決すること自体はそれほど難しいとは感じませんでした。
でも「レビューを受けてしっかりしたコードを書く」という意味でレベルアップになったと思います。
今までのコードは、レビューもないし自分一人のためのものだった。研修を通して、今後チームが開発しやすい書き方、そのコードを書いてない人が見てわかるような書き方の大切さは身についたかなと思います。


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ー研修を終えてPJ現場に入っているみなさんですが、どんなことをやっているんですか?おもしろさは?


柄戸:いまのPJでは、広告のレポーティング(広告配信をした結果の数値などをまとめるレポート関連)のシステムづくりをやっています。
多人数で調整しながら、予定を立てながらプログラムするのが楽しいです。リーダーがそれをやってるのを見るのも楽しいし、チームワークを感じながら進むのがいいですね。


野口:自社プロダクトの「INTEGRAL-CORE」を導入してくださったお客様の技術的サポートを担当しています。
主には、INTEGRAL-COREによって取得したデータと、お客さんが持っているデータをくっつけて分析に使いやすい形に加工する作業ですね。自分と先輩1人という少人数のPJで、実質自分1人で進めていく感じです。なので裁量を持って取り組むおもしろさがあります。
自分で考えてアウトプットを出せると達成感があるし、成果が出たらほめてもらえるうれしさがあります。お客さんからもお礼を言われたりしますよ。


渡部:自社プロダクト「INTEGRAL-CORE」の新規機能開発や改修をやっています。
詳細設計、実装、テストまで幅広く担当します。役員からの方向性が示されて、リーダー陣がおおまかに設計したものを、自分たちが細かく設計実装していきます。
フロントエンドからバックエンドまで範囲広く自分でやるのがおもしろいですね。
会社を代表するような技術者が近くにいるのも勉強になるし、楽しいです。
あとは、製品が市場にすごく求められているのも感じられます。
展示会などにも参加して直接お客さんとなる企業の方と話をするんですが、「こういうのあったらこういうことできないかな」ともらった意見がアイデアになっていく。チーム内の意見交換も多いので、日々刺激があります。


ー今後の目標を教えてください!


渡部:いまのPJでなんとか勝ちたい。
「売れるものを作ってやるぞ」という気持ちです。会社に貢献できるようになりたいです。


野口:PJリーダーを早く任せられるようになることです。
その先は、新しいビジネスにも挑戦してみたいです。自分でビジネスを動かしていくような働きをしていきたいと思っています。


柄戸:自分ができることを増やしたいです。
すごい技術を持った先輩たちを見ると技術力の面でもっと力をつけないといけないと感じるし、PJリーダーたちを見ると調整力、計画力をつけないといけないなと思います。
でもリーダーはあんまり向いてない…気がする。(笑)


渡部:とか言って、半年後にリーダーやってる可能性あるからね!


ー入社してから見えてきた「EVERRISEらしさ」ってありますか?


柄戸:成長途中の会社だからというのもあると思いますが、ビジネスに対しての近さを感じます。
売り上げや個人の単価がダイレクトに感じられるから、自分の携わっていることが結果にどう繋がっているのかがわかる。
EVERRISEに向いているのは、みんな仕事への熱量が高いので、自分からどんどんコミットしていける人。
自分から仕事をとりにいけば、会社はこたえてくれます。待ってるだけじゃダメだし、待ってるだけだと会社もやばいので。(笑)


野口:愛を感じる会社ですね!


渡部:ほんとに〜?(笑)


野口:採用面接のときに、代表の倉田さんに「この会社をつくったのはなぜ?」と聞いたんです。そしたら「自分が作った会社で社員に愛をもって接したかったから」と言ってました。
入ってみて、社員のみんなが新卒とか関係なく尊重してくれる。僕らに力をつけさせるために考えて動いてくれて、「こういうことか」と実感しました。


渡部:まっすぐな会社だなと思います。さっきも言いましたけど、全然ウソつかないんですよね(笑)
なので面接で来た時から会社の印象が変わってません。倉田さんがよく言う「人の足を引っ張っちゃいけない」ということを体現している、人を大切にする文化があるなと思います。
良くも悪くもストレートな会社だから、「新卒に良いところを見せよう」とかもあまりない。ダメなところはダメなように見える。
でも「それってどうなんですか」と言えば「じゃあ一緒に変えようか」と言ってくれます。フラットに考えてくれる。
だからそういうことを自分から言える人にはぴったりなんじゃないかなと思います。


ー最後に、就活してるみなさんに向けてメッセージをどうぞ。


柄戸:分野の違ういろんな人に話を聞いてみるといいんじゃないかなと思います。
僕の場合も、最初からソフトウェアで決めていたわけではなくて、メーカー機械系の人の話も聞いたりしました。そのなかで自分にあう分野を絞って行った感じです。


野口:就活全般で言うと、ネームバリューとかで決めないで、本当に自分にあうところ、軸にあうところを選んで欲しいなと。
プログラミング未経験だった立場としては、自分みたいに「ゆくゆくはビジネスをやりたい」という人でも、「プログラミング1本でごりごりやりたい」という人でも、EVERRISEは受け止めてくれます。
先輩にもいろんな志向の人がいて、おもしろいですよ。


渡部:ぜひ一回来てみてほしいです。
ストレートな会社なので、社員としゃべってみて「いいかも」と思ったら、その直感は間違いないので、おすすめします。


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素敵なみなさんと働けて、私もうれしいです。

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