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ピンと来ない病なのか?【失恋から立ち直る方法●】[2024/06/01]

結婚相談所でのお見合いについて、リアルタイムで書くことは避けようと思っていたのだけれど、初回から早速壁にぶち当たっているので思考整理のために記事にする。

今回は申し受け側で、いわゆる諸条件的にも断るような理由はない方だった。
実際会ってみたら、想像していたよりも明るくてよくお話してくださる方だったので、テンポ良く会話を進められた。
人柄は良い人だった。

プロフィール写真や内容との乖離もほぼなく、相手から見た私もそういう印象だったみたいだ。

私は過去のお見合いから考えても、初めて会う人は、掘って掘って掘ってその人を知りたいと思う方なので、制限時間の中では掘りつくすのは難しいかなと考えて臨んでいたが、今回はテンポよく進んだからか、用意していた厳選の質問もすぐに終わってしまい、あまりこれ以上聞きたいことがなくなってしまった。
(つまりもう一度会いたいと終わった直後の直感では思わなかった。)

ただ、帰り道色々考えていたら、客観的に見たら、自分に申し込んでくださる相手としては、条件的にも良いほうなのではないか。これを断るのって傲慢なんじゃないか、とかもやもや反芻し出した。

ありとあらゆる結婚相談所のお見合いでの「ピンと来ない」に関する記事を読み漁ってみたけれど、仮交際に進め派と、断ってもいい派とでおおよそ2分されていた。

・仮交際に進め派
結婚相談所での婚活なんて、最初からときめく訳ではないのだから、可もなく不可もなく、条件的にも良い人だったら仮交際に進むべき。
恋愛とは別。そうやって選好みしていると段々と年を取る。了見が狭いみたいな意見。

「傲慢と善良」を読んだときに突き付けられた、自分に点数をつけてそれに相手が釣り合っているか見ていて、自己肯定感が低い癖に自分に高い点をつけて、それに見合う相手を探しているという痛い指摘が思い返された。

・断ってもいい派
時間が過ぎるのを早く感じた。もう一度会って話したいと思ったら、次に進んだら良い。もしくはこの人が他の人と結婚したら残念と思うかどうか。

私は、正直面食いではないし、好きになった人=タイプ。
これまで好きになってきた人もそれぞれ全然タイプが違う。
外見や年収などよりかは正直中身重視派だと思う。
じわじわ身近な人に片思いとかもしやすい。
でも好きになる人とは最初からスキンシップできそうとかは思う。(生理的な問題?)

実際、このシリーズで失恋してしまった相手は、私にとって中身が魅力的だった。
(実は一般的に見ればスペックも良かったのだけれど、私にとってはあまり魅力的には感じておらず、正直釣書の段階では全く興味なかった。傲慢な言い方だけれど断る理由がなくてお見合い受けたぐらいの軽い気持ちだった。)
出会ったのはお見合いだったし、ときめくとは違ったけど、初日から惹かれるものがあった。もっと話したい、掘ってみたいと思った。
尊敬できるところもあったし、一緒にいて楽しかった。
彼に会うまでに紹介されて会った方も、条件的には良かったかもしれないけれど、この人と一緒になったら人生墓場行きって感じがしていたので、お見合いに期待なんてしていなかった。何なら今でも絶対結婚したいとか、結婚しなきゃいけないとか全く思っていない。
誰かと一緒になって不幸になるぐらいなら、1人でいい。

だのに、失恋した彼には、あれよあれよという間に墜ちてしまった。
私と感覚がすごく似ているのに、違う視点も持っていて、話せば話すほど自分に対しても、色々なことに対しても発見があった。
一緒にいたら未来が楽しくなりそうだったし、何時間一緒に居ても疲れなかった。
沢山褒めてもらって、自分では気づかない一面をいくつも見せてもらった。

そういう経験をしてしまったが故に、今回なかなかすぐYESという気持ちになれない。
きっと前出の彼みたいな出会いはもうないだろうって頭ではわかってる。
でも、ピンと来る来ないじゃないかもしれないけれど、もっと掘ってみたい人というのは私にとっては一つ判断基準になるのかもしれない。あと、心の深いところの話ができそうか、とか。

傲慢だという人もいるだろう。
私は断るのが苦手で、相手を否定することになる気がして、自分から断るのは非常に心苦しい。
だけれど、カウンセラーさんにも取捨選択は大事ですよと言われている。

この記事を書き上げる段階では、まだ結論は出ていない。

※自分の性格の特性として、大事な決定事項ほど、めちゃくちゃ熟考しつくして悩んでから結論出すけれど、最初に直観でこうかなと思った結論と逆になったことはない。ただ、めちゃくちゃ悩み尽くして結論を出すことで納得感があるのか、後から自分がした判断に後悔したこともない。

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