一度でいいから
一度でいいからキラキラ輝いてみたい
一度でいいから脇役じゃなくて主役になりたい
振り返った人生の中でいつも俯いて目線を上げるのも怖くて上手く笑えないのをバカにされてる私が見えた
暗い記憶、悲しく記憶
「俯いてもいいんだよ」って言って欲しかった
「笑ってる内に上手く笑えるようになるから気にしないで」って言って欲しかった
私はこっそり家で泣いた
そしてもう笑わないと心に決めた
「気持ち悪い」と言われるなら
私はもう笑わない
そんな決心もみんなからしたら些細なものなんだろうな
私がもっと可愛くて、賢くて、運動もできたらみんなの態度もこんなにはならなかったと思う
あぁどうか一度だけでも輝きたい
一度だけでも私をちゃんとみてほしい
どれだけ願っても奇跡は起きない
私はきっと何年か経ったらみんなの記憶から居なくなってると思う
私はいなかった、私はどこにもいない
みんなの記憶から忘れ去られてしまうなら
もう笑わないから
だからどうか一度でいいから
私をみて