【Seabin(シービン)】海を守り100年先も豊かな社会、地球環境を持続させる①
こんにちは。広報担当の藤原です。
最近代表の梶清が関心を持ち支援しているSeabin(シービン)について2記事に分けて書いていきます。
今回は、シービンが作られた背景や仕組みについての話です。
そもそもなぜ、シービンに関心を持ったのか?
もともと梶清はサーフィンやゴルフなどが趣味でアウトドアなことをするのが好きです。
コロナ禍の中、家で過ごさなければならない時間が増えました。
その時にYouTubeのキャンプ動画にハマり、キャンプ道具を揃えて仕事仲間とキャンプへ行ったりしています。
アウトドアな趣味が多く、大自然に触れながら自然や地球環境について考えるようになりました。
そしてSDGsやエシカル、サスティナブルについて調べたり勉強していくうちに知ったのがシービンです。
海のごみ箱 Seabin(シービン)とは?
1.シービンの背景
オーストラリアで、2人のサーファーによって開発されました。
当時オーストラリアでは、海洋汚染に繋がるごみの問題が深刻化していたようです。
日本でも夏に海へ行った際に、海上にビニール袋やペットボトルなどのプラスチックが浮かんでいるのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
地上のごみとは異なり、海上のごみは回収して処理することが難しいです。
「陸にごみ箱を置くことができたら、水に入れてみませんか」という発想からシービンが開発されるきっかけになったようです。
(参考:https://seabinproject.com)
2.シービンの仕組み
画像のように、シービンは吸込み口を上下に稼働させながら、水面に浮遊しているごみを周囲の水と一緒に吸い込むようにして回収します。
(出典:https://seabin.co.jp)
まるでクジラが大きな口を開けて、海中の魚を食べる姿のようですね。
吸い込まれたごみはキャッチバッグに回収され、水はポンプで水中に戻されます。
この特殊なキャッチバッグは、海に浮かぶごみだけでなく油や燃料、洗剤や直径1㎜程度の極小プラスチックまでも集めることができます。
1時間にろ過できる水量は25000リットルで、およそ風呂桶200杯以上です。
1日に1.5キロのごみを取り除くことができ、中のネットは最大で20キロまで回収可能です。
まとめ
さりげなく港や海に設置されている、直径50㎝程度のシービンが1日に膨大な量の水をろ過し、様々な種類のごみを回収できることは驚きです。
2020年の1月時点で、39の国と地域で860台が設置されています。
海や地球環境をきれいにすることの他に、学生の教育ツールや企業のSDGsの一環として、さらに多くの場所での設置が進められているのです。
4/20の記事でシービンとSDGsについてやクラウドファンディングについて紹介します。
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