毎日100ページ読む

 ついこの間たてた、長期的な目標だがこれがなかなか難しい。確かに小説を読むなら1時間くらいで達成できる目標なのだが、なんとなく、どうせ読むなら教科書のほうがためになるよなと思い、そっちに流れてしまう。
 いや、ぜんぜんいいこと何だけどね。全く知らないことを理解して読むというのは大変だということに気づかされた。だって毎日100ページ読んで(それも完璧に理解してね)いったら、分厚い教科書でも1週間もかからないで読めるもんね。
 小説でよく私が使うスキミング的なので読むと、教科書だと理解できなくなってしまう。だからそれなりに時間がかかるんだよね。でも新学期がはじまったばかりだから、教科書の読み応えは充分感じられる。
 自分から進んで勉強するということは、誰かに教えてもらうのよりも明らかに時間がかかるし、完璧に理解するのも難しいけど、そうやって頑張って得たものは記憶に残りやすいし、自信にもつながる。それになにより楽しい。
 自分が今、勉強したかったことを勉強できてる。それは本当に恵まれていると思う。時には勉強したくないと感じることもあるけれど、自ら手に取る本だったら、勉強させられているではなく、ただ純粋に知りたいという思いで読んでいける。社会に出てからも勉強は常にしていないといけない職業につこうとしているのだから、どうせなら楽しい気持ちで勉強できたらと思う。
 もともと読書をしてこなかったから、テレビをみる方が楽だなと思う。でも、テレビを見ている1時間と読書をしている1時間では時間の質みたいなものが違う気がする。たしかにテレビの方が時間の流れははやいけど、読書をしている時の方が濃密な1時間を過ごしている感覚がある。
 小説とテレビドラマの何がそんなに違うのかはわからないけれど、頭の使い方がちがうのかな?紙とインクだけで何にでもなれる。文字を追い、それを意味のある言葉として読み取る。こんな単純だけど、無限の可能性を秘めているものを脳はすきなのかもしれない。しょうもない頭の使い方ではなく、たまには脳にもバカンスを味わわせてあげたい。

 ちなみにこの100ページは小説でも参考書でも教科書でもHOW TO本でもなんでもいいことにしている。なんだったら絵本でもよい。ただ読書を習慣づけるということが目標である。だから忙しい日は休んでいいし、課題があればそっちを優先する。無理はせず楽しんでいろいろな世界に触れたいと思う。

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