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マネジメントスキルを洗練させ、良いプロダクトを生む強い組織を作る。

ベンチャーマネージャースクール&コミュニティ「Emo」を受講された方にEmoで学んだことや受講後の変化について語っていただくインタビュー連載企画、第35弾はファストドクター株式会社の宮田さんに話を伺いました!

ファストドクター株式会社
技術開発部長
宮田 芳郎

私立開成高校、東京工業大学情報系学科大学院卒。製造業系のコンサルティング会社インクスに入社しソフトウェアエンジニアの経験を積む。2009年にインクスの同期4人で株式会社ガラパゴスを創業。 Qubena小中5教科の開発責任者を経て、2021年12月、ファストドクター株式会社に技術開発部長として入社。


「急成長を導くマネージャーの型」に出会い、Emo受講を決意


ーー最初にEmoを知ったきっかけは書籍だと伺っていますが、どのような感想をお持ちになりましたか?

エンジニアとして日々業務を行う中で、自分の今後のキャリア設計を考えたとき、もう少しマネジメントに比重を寄せたいと考えていました。そんなときにEmoスクール代表、長村 禎庸さんの書籍「急成長を導くマネージャーの型」に出会いました。ベンチャー企業のマネージャー職は研修があって着任するものではありません。組織の成長に伴って「マネジメントの必要性」が突如として現れて、プレーヤーとして強かった人が割当られている印象があります。一方で、マネジメントはプレーヤーとして取り組む仕事とは全く別のフィールドです。私も含めて困っている人が多いと感じていたこともあり、その切り口で書かれた書籍は非常に斬新だなと感じました。書籍を読んで1番役に立ったのは、「初期の成果を早く作る」というところでした。実際に、入社して3営業日で機能リリースをしたり、1ヶ月で開発戦略を策定したり、といった行動はこの書籍を参考にしたものでした。おかげで経営陣からの期待感を早期に得られ、その後の仕事も進めやすくなりました。

徹底的な言語化を通して、自分の得意不得意を把握することができた


ーーEmoスクール期間中に実践してみて良かったことはありましたか?

入社後、1ヶ月でエンジニアリング組織の立ち上げを行った際に、講義で使われた「実践シート」を活用して向こう半年間の組織戦略を策定することができたのは大きかったです。
さらには、「現状把握シート」を使って新しくマネジメントするメンバーのスキルや人物像までも言語化し、整理することができました。

ーーEmo全体を通して、言語化を通じて改めて整理できた部分もあったのではないでしょうか。

これまで私のマネジメント歴の中で、きちんと言語化できている部分とそうではない部分があり、それが自分が感じている弱みにも繋がっていると気付きました。
逆に言えば、この言語化によって自分がすでにできている部分にも気付くことができた点は自信に繋がりましたね。
マネジメント人材のスキルとは、人によってマネジメント対象とする部署やメンバーが異なることから、画一的に能力の比較ができるものではありません。自分の得意・不得意も把握しづらいスキルだと感じています。
今回、Emoで色々な観点や他社のマネジメント事例を知ったことで、自分の得意・不得意を把握することができたのは学びになりました。

文明を前に進めるため、超強い開発組織を作りたい


ーー最後に、宮田さんがこれから目指す組織について教えてください。

とにかく強い開発組織を作っていきたいと考えています。

ChatworkCEOの山本さんが書かれた『エンジニアを分類する、3つのタイプ』というnoteがとても面白かったです。エンジニアを「プロダクトが好き」「技術が好き」「組織に好き」で分類する考え方です。ちなみに私は「プロダクト:5、技術:2.5、組織:2.5」くらいのタイプです。最近の面接では候補者の方に、自身がどういう重み付けなのかを答えてもらっています。どのタイプが良いかという絶対的な正解があるものではありませんが、組織のフェーズに合わせて、それぞれの好みや強みが活かされた、一線級のメンバーが揃ったチームを作るのが理想です。

ーーなるほど。強い組織作りにEmoで学んだことはどう活かせそうでしょうか?

「強い組織」とは、継続的にプロダクトが成功し、利益率が高く離職率が低い状態をイメージしています。
ただ、私としては以前からプロダクトの成功や売上の先に「文明を前に進める」というミッションを持っています。そこを目指すためにも、世の中を前に進めるプロダクトを作りたいです。良いプロダクトが作れていると、良いメンバーが集まるし良い工夫も生まれます。どんな仕事でも成功しないと顧客に貢献できないのはもちろん、メンバー一人ひとりにとっての人生の良い思い出は作れません。
そういったチームを作る上でも重要になるリーダーの一番の仕事はやっぱり「逃げないこと」だと思っています。しっかりと顧客と向き合い、プロジェクトに向き合いたいです。例えば、顧客に向き合うために、営業のようにフロントに立っていないのに、何かあれば顧客に謝りに行く姿勢なども大事だと思います。
Emoで学んだマネジメントの型を洗練させ、一つひとつの大変な状況をいかにクリエイティブに解いていきたいです。「ピンチを毎回チャンスに変えられるか」がマネージャーの究極の仕事じゃないかと思っています。

ーー宮田さん、ありがとうございました!

▼ファストドクター株式会社


いかがだったでしょうか?

転職してすぐに、「現状把握の型」を活用し新しくマネジメントするメンバーのスキルや人物像までも言語化し、整理することができたという宮田さん。

引用:ベンチャーマネージャーのマニュアル

Emoはこれからも、仲間と楽しく学び続けられるコミュニティを提供し、日本中のベンチャーマネージャーをエンパワーメントする存在であり続けます!

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