大都市メルボルンでの自然探訪記
こんにちは。つい2週間前ほど前に、メルボルンがシドニーを抜いてオーストラリアで一番人口比が高い都市になったことが発表されました。
「最大都市」はメルボルンに、人口比でシドニー抜く 豪
ハイキングに行ってきた
もちろんメガシティ東京と比べれば、メルボルンはそこまで大きなシティではありません。ですが、それでも都会に住んでいると疲れてくることがあります。
そこで先週末は、リフレッシュもかねて友達とハイキングに行ってきました!
はい、ここです!Dandenong Rangesという市内から電車で簡単にアクセスできるトラッキングスポットです!
自然保護地区の中にはカフェやレストランなども配備されており、大きな荷物を持っていく必要もないので、気軽に楽しむことが出来るメルボルン随一のハイキングスポットとして知られています!(独断)
オーストラリアと日本の自然の違い
ハイキングをして思ったことは、(当たり前ですが)オーストラリアと日本ではハイキングをしたときに見られる景色が全く異なるということです。
まず植生が違います。Dandenong Rangesにはこんな不思議な形をした木がたくさん生えています。あと、1つ1つ木の背の高さが高い!
また、動物も違います。サルやイノシシなど、多様な動物に溢れている日本の山々とはことなり、Dandenong Rangesでは基本、鳥の鳴き声しか探知することが出来ませんでした(もう少し田舎の方へハイキングに行ったら、また違った景色が見られるかもしれないですね)。
あとは、少しこれは感覚的なところになりますが、日本の山の方がより神秘的で、山との精神的な繫がりのようなものを感じるケースが多いです。日本の場合、神社仏閣が山の頂上にあることも少なくないですし、これは「山々に対する信仰」「自然に対する畏敬の念」などの考えが強く影響されているなと思いました。
対して、オーストラリアの山々はどこか淡々としていて、雄大な自然そのものだけが存在しているように個人的には感じました。
なぜ自分には自然が必要なのだろう
冒頭でも述べましたが、メルボルンはコンパクトシティと言われている分、街にいると人口密度が高く精神的に落ち込むことが多いです。
その為、私はリフレッシュを兼ねて、時間がある時は自然の中へ出かけることを心掛けています。
シティに住むことの生きづらさ
またメルボルンは学生都市とも呼ばれていて、私が通っているメルボルン大学の他にも、
RMIT(ロイヤルメルボルン工科)大学
Monash大学
Deakin大学
Victoria大学
など多数の大学がキャンパスを置いています。その為、大学との繋がりが深い多くのベンチャー企業や大企業が本部をメルボルンに設置しており、これに伴って国内外問わず、学生や社会人、そのご家族の方々がシティに移住をするケースは枚挙にいとまがありません。
もともとパンデミック時は閑散としていた街が、コロナ後のインバウンドもあり、ガラッと騒々しい街に変わったのですから、インフラ設備も整っていません。
大学の寮費は上がっているし、いかに留学費用を抑えられるかは学生たちの間で共通の話題です。。。。
とにかく、こうした欝々とした雰囲気を晴らすためにも、ハイキングは私にとって良い息抜きとなりました!
「世界で一番住みやすい街、メルボルン」
なんて言われていた時もありましたが、私は全くそんなことないと思っています。
自然も都会もどっちも私には必要。
少しでも街で過ごす時間を減らして、郊外でゆっくりと過ごせる時間も増やせたらメンタルヘルス的にも良いのになと思っています。
今回もお読みいただきありがとうございました!
また、次回もお楽しみに!
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