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変えるのか、変わるのか?それが問題だ! [ ニーバーの祈り]

神よ、変えられないものを変えられないと受け入れる心の平静さを、
変えられるものを変える勇気を、
そして変えられないものと変えられるものを区別できる知恵を与えたまえ

心理学を勉強すると、必ずや目にする有名な詩。「ニーバーの祈り」 

ニーバーは神学者なので、心理学について話したものではないのだけれど、心のありようを示したこの詩は、本当に意味が深い。

変えられないものと変えられるもの。それは一体何でしょう? 

変えられないのは、過去と他人。過去はもちろんタイムマシーンでもなければ、変わらない。
自分以外の人間も、説得して多少は変わることもあるかもしれないけれど、時間も労力もかかる。時間の無駄であることも多いし、そもそも他人の人生を詮索する必要はあまりない。
そう言う事をそういうものと受け入れて、心穏やかに出来るようになる事。
それが、大切だと言っている。

更に、いうならば、変えられるのは、自分と未来。
未来を変えるには、まさしく今この時の小さな変化を、大切に受け入れること、実行する勇気を持つこと。
小さな一歩を踏み出すことが必要なのです。

変えられるもと変えられないものを、日々の出来事の中で、区別する知恵を持つことは、神頼みに近いのかもしれませんね。

「愛されれば、幸せにになれるのに!」
「親が裕福だったらよかったのに…」
いろいろな、思いが錯綜して、本日も変えられない日々でしょうか。

ちょっとした、勇気でよいのです。
やってみたいと思ったことに挑戦してみるのも一手。

皆さんの勇気を応援しています!


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