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逆噴射プラクティス(小説)

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2018年10月開催の逆噴射小説大賞に投稿した作品をまとめております。 2019年追記:逆噴射小説大賞2019(第二回)に投稿した作品を収録しました。 2020年追記:逆噴射小説… もっと読む
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#逆噴射小説大賞

第4回逆噴射小説大賞、お疲れさまでした(2021125)

 夏が終わりました。秋がきてすぐに冬っぽくなり、エターナルズとかアイの歌声を聴かせてとか…

復路鵜
2年前
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フロム・バベル

《バベル》三層にようやくたどり着いた。探索に向かう傭兵が多くて、あたしは何回か誰何された…

復路鵜
3年前
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ボーン・ザ・ゴーン

 光が射す場所はオタワだ。そこからシュロたちは逃げる。  光の所在は大気圏に設置された宇…

復路鵜
3年前
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亡骸を背負い重ねて積む稼業

 朝方の三時五十八分、雑居ビルを爆破した。今回の抗争はノームとドワーフのいざこざとして処…

復路鵜
3年前
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奨励会を抜けてアヴァロンへ

「アヴァロンは三段階に分かれる。序盤は九掛ける九のボードでチェスに似たゲームが行われ、駒…

復路鵜
3年前
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あなたに捧げる物語

 チバが得体の知れない朗読の仕事を引き受けたのは、日当五万円だったからだ。仕事が来ない声…

復路鵜
3年前
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【嬉】逆噴射小説大賞の二次選考通過【がんばろう】

 先日、逆噴射小説大賞という、『この続きを読みたいと思わせる、最もエキサイティングなパルプ小説の冒頭400文字』(下記の記事より引用)の賞が開催されたのですが、拙作がいくつか二次選考を通過しました。ヤッター! 信じられない! 詳しくはこちら。  選考前までは「わからない……おれは投稿こそしたが一つも通過してないのではないか……なんか間違ってて既にサボテンのトゲが刺さって死んでいるのではないか……」と歯をキリキリさせて眠っていたわけですが、蓋を開けたら通過していました。手汗が

葬頭河総務係補佐

 三途の川は広い。留吉が泳いで渡ろうとすると般若の顔で渡し守が飛んできた。 「ちょっと!…

復路鵜
5年前
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棺桶営業

 眠りたいがドローンのアラームが鳴っている。騒音はひどいが長く住むと慣れた。営業二週間目…

復路鵜
5年前
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安倍晴明オニと出会う

 安倍晴明の前に鬼が出現す。怪奇な外見の鬼は髪は茶色で肌が褐色。鬼にしては小柄だ。 「す…

復路鵜
5年前
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ニャンニャンウォーズ

 ネコが人間打倒を求めて起こした戦争、通称『ニャンニャンウォーズ』の勃発から三年。荒廃し…

復路鵜
5年前
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たとえ死が私を歩もうとも

 急ブレーキで車を止めると俺は毒づいた。窓を開けて今しがた轢きそうになった相手に怒鳴ろう…

復路鵜
5年前
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アブダクション・アブダクション

 腕の筋肉から血液が出ていく。代替血液が入り込む。混濁していた意識がハッキリし、眼前の異…

復路鵜
5年前
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ファミリア・ファイアリング・ファミリィ

 ペネンタには姉が八人、妹が一人いる。各国の要人である姉たちと連絡を取っているが、今回は通信網にハッカーが紛れ込んだ。 「"###88-@」  処分はすぐだろう。その日の夜、自室に戻った彼女の前に男がいた。男は銃口を向けられても動じない。 「取引しよう。俺は悪を暴いた栄誉と賞が欲しい。お前は妹を助け、姉の不正を暴け。お前の姉らは共謀してアニラを殺そうとしている」  ペネンタの眉が動いた。妹――アニラは他人の世話好きで、パン屋を切り盛りしたいと言う。姉のチカやツバサには