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製薬企業向けコンサルティング事業

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医療現場×データサイエンスで課題を浮き彫りに【関連サイト】治療・処方実態の分析情報を無料で閲覧 Patient Visualizer https://pv.eucalia.jp… もっと読む
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#行動経済学

ある薬剤のシェア拡大に向けた戦略転換の事例ストーリー

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 当社とまだお取引の無い製薬企業様との商談の中でいただくご要望の一つに「御社で行っているコンサルティングの事例を教えてほしい」というものがあります。 私どもが主にご提供しているのは「マーケティング・営業活動のコンサルティング」ですが、無形サービスであるため、具体的な内容やレベル感がなかなかイメージしづらいところがあります。 そこで、弊社の活動の実態を製薬企業の皆様に知っていただくために、過去のクライアント様との取

【ウェビナー】医師に行動変容をもたらすためのコミュニケーション方法とは?

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 製薬企業の営業活動における医師とのコミュニケーションでの“すれ違い”を解消し、いかに行動変容に繋げるかというテーマを「行動経済学」の観点から紐解くウェビナーを、この分野で著作も出版されている第一人者、関西ろうさい病院の堀 謙輔先生を講師にお招きし、開催いたします。 お申込みは以下のzoomウェビナー登録URLよりお願いいたします。 【ご注意】前編・後編それぞれにお申込みが必要です。 なお、本ウェビナー

製薬企業が患者さんに良い影響を与えるためにできることは?

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 前回の第2話では、製薬企業の方が医師とより良いコミュニケーションを取るためにできることを考察しました。 今回の第3話では、製薬企業の方が患者さんへ直接的に、また、医師を通じて間接的に良い影響を与えるためにできることを考察していきたいと思います。 ①患者さんの意思決定を支援するにあたって意識するべき「責務」第1話でご紹介した書籍『がん患者の意思決定支援 成功の秘訣』の中では、患者さんの意思決定を支援す

製薬企業が医師とより良いコミュニケーションを取るために有効な「行動経済学」

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 前回の第1話では、医療における「行動経済学」に私が出会った経緯と、それが「製薬企業の方」と「医師」の間でのコミュニケーションの改善にも応用可能なのではないか?という考えをお示ししました。 第1話はこちら 今回の第2話では、具体的な例を挙げながら、コミュニケーション改善のためにできることを考察していきたいと思います。 ①製薬企業の方と医師のコミュニケーションを阻害しているものは何かコミュニケーション

製薬企業が「行動経済学」を学ぶメリットとは?

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。 なぜ、あの人は私の言うことを分かってくれないのか? なぜ、口では「分かった」と言ってもその通りに行動してくれないのか? なぜ、明らかに効果の高い当社の薬ではなく他社の薬を使うのだろうか? 製薬企業の方であれば、業務上の医師との面談の場面で、そんなことを感じたことがあるのではないでしょうか? 医療における「行動経済学」とは?最近私は、ある先生の書いた、医療の「行動経済学」に関する本を読む機会があり