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vol.16 小樽編3 「大前提=全宇宙LOVE」を思い出してしまった。《新婚妻、放浪の旅に出る。》

生まれ育った北海道に来たからか、両親との関係性への思いが湧いてくるようになりました。
幼少期から今までの出来事とその時の感情体験を、なんとなく思い出したり。
とくに母に対しては、愛憎入り混じった、複雑な感情を抱いていた期間がとても長くありました。

そしてある日、散歩中に、ふっ、とこう思ったのです。

「本当はみんなのことが大好きなだけだったんだ。」

すべての私の両親への感情反応は、両親のことが大好きだから。ただそれだけ。
好きだから、みんなで仲良く楽しくいたいから、笑っていてほしいから、そうではない現実がおこるとただただショックで、悲しくて、好きなはずの人を憎んだりした。
そしてそれは両親以外の全ての人との関係性においても同じだった。全ては両親(特に母親)との関係のバリエーションだったと気づき、涙が溢れました。

このことに気がついたのは、今回の旅の中でも、とてもとても大きなポイントでした。
そしてさらに、自分の大元というか、核というか、本質というか、なんかそういう場所をよくよく見ると、どうやら私はすべての生命を、存在を、愛しているらしいのです。
人間としての私が「あいつは好かん」とか「あの虫はちょっと…」とか思っていたとしても、です。
そもそもの大前提として、全宇宙を愛しているらしいのです。
(これを書いているのは「あいつは好かん」とか言ってる"人間"の私なので、どうしても「らしい」という表現になってしまうようです。笑)

人間の私としては「マジか!」という感じですが、その「全宇宙LOVE」な感覚はなんというかとても自由で安心で楽しいものです。
そして、「あ、それでいいんだ。そういうじぶん(全宇宙LOVEなじぶん)でいいんだ。よかった〜。」という感覚もありました。
なんか思い出したみたいですね。よかったよかった。

次回、放浪の旅最終地、札幌編です!

💫🛸ほよよ〜🛸💫