音楽との出会いかた
学生のころ、20代のころ、新しい音楽はすぐ側にあった。
身近なものだった。
いつごろからか、音楽番組を見なくなり、新しくどんどん出てくるアーティストにまったくついていけなくなった。
それでもたまに「おっ!」という自分の琴線に触れる曲と出会うと、そのアーティストのほかの曲をたくさん聴き出す。
偶然の出会い。
たまたま聴いた曲から好きになったアーティストは「RADWIMPS」「星野源」「米津玄師」「YOASOBI」など。
RADWIMPSとの出会いは2008年、「オーダーメイド」という曲がきっかけ。
短いフレーズをたまたま聴いて、気になって検索したんだったかな。
そんな感じで音楽自体への興味はなくなってないものの、偶然頼みみたいになっていた。
自分から新しい音楽との出会いを探しに行くことがなくなっていた。
だが、ここ1年くらい出会いかたが変わった。
今よく聴いている「藤井風」「Vaundy」
出会いは「関ジャム」というテレビ番組。
私はこの番組が大好きだ。
音楽を、音楽の裏側を、プロ視点から紹介してくれる。
PV映像やダンスミュージック特集などもある。
自分が知らなかった音楽の世界がそこにある。
クリエイティブでカッコイイ。
この番組の中で登場した曲やアーティストで自分が好きだ!と感じた人を検索して聴くようになった。
私の日常生活では出会わなかったであろう音楽と出会えるのがとても楽しい。
昨日は2021年の「プロが選ぶ年間マイベスト10曲」だった。
知らなかったアーティストがたくさん登場し、その中で気になったものを検索。
今も流している。
ただ、ひさしぶりに使っているAppleMusicがなんか使いづらい。
アーティストをお気に入りできなくなってるし。
Siriも「〇〇(アーティスト名)流して」と指示しても、メジャーじゃない場合は全然違う人の全然違う曲を流し始めてイラっとする。
あと「YOASOBI」と「ヨアソビ」はどう区別してSiriに指示を出せばいいのだろう?
検索しても方法がわからなかった…。
新しい音楽と出会える楽しさを知った。
あとは、その音楽を流すためのアプリを使いこなす能力が必要となった…。
いつかストレスフリーな音楽生活を夢見て、今日も若干手動で音楽を聴くのである。
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