推しの背中から学んだこと②~漫画「プライド」より~
推しの背中から学んだシリーズ第二弾。
第一弾はこちら。
完全な自己満足だが学びを思い出す良い機会としてnoteに書いていこうと思う。
推し2人目はこちらのお方。
麻見史緒(プライド 一条ゆかり)
一条ゆかり先生といえば「有閑倶楽部」だろうか。
有閑倶楽部も好きだけどこの昼ドラにしたら病みつきになりそうな「プライド」も大好きだ。
絵も綺麗だし、女性も男性もものすごく色っぽいのが一条ゆかり先生の特徴だと思う。
お嬢様育ちの麻見史緒(史緒のお父様が史緒クンと呼ぶのでこれから私も史緒クンと呼ばせていただく)はオペラ歌手だった亡き母の才能を受け継ぎ、大学で歌の勉強をしている。
偶然にもライバルとなる、貧しいが歌の才能がある緑川萌が史緒クンの家に働きに来たことから物語は始まる。
お金持ちで何不自由なく暮らしていた史緒クンは貧乏育ちの萌の気持ちはわからない。
どこか上から目線で鼻持ちならない様子も見せるが早い段階でお父様の会社が倒産することで自分の力で生活しなければならなくなる。
そこで自分がいかに恵まれていたか気づくのだ。
もう1人の主人公萌は家庭環境が複雑でいわゆる毒親である母親に苦しめられている。
その為、僻みっぽく史緒クンの上から目線な態度にもイラつき、2人とも参加したオペラのコンクールで史緒クンに嫌がらせをしてまともに歌えなくする。
そして自分が優勝するのだ。
ここから彼女達の熱い戦いは始まっていく。
史緒クンはお嬢様育ちなのでプライドが尋常じゃなく高い。
周囲の普通の人達からは理解されず、良くも悪くも孤高の人だ。
でもお父様が言う通り、不器用で誤解されやすいタイプであり基本的には素直で優しく気高い素敵な女性だ。
そしてピアノ科の蘭丸と銀座の高級クラブでママをやっている蘭丸のお母さんと出会い本来の素直さが出て生きやすくなる。
史緒クンからは色々な経験と人との出会いが大切で、その経験をバネにすること、出会った人を大切にすることで人は良い方に変わることができるし変わることを拒まない強さも大切なんだと学んだ。
萌も家庭環境のせいで屈折しているけど、本来は素直で才能豊かな女性だ。
ただ、最後まで彼女は変われない。
それほどまでに心の傷が深いということだ。
史緒クンと萌は途中蘭丸と3人でユニットを組むが、お互いを嫌い合っているとはいえ歌の相性はバッチリだ。
なんだかんだ心の中ではお互いをリスペクトし信頼していることがわかる。
人間関係ではリスペクトも信頼も大切だ。
なかなか私は人を信じて頼れないのでこういうところにも憧れる。
史緒クンのように自分を信じて生きていけるように時々この漫画は読み直そう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?