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息子の成長記録として5行日記を書き続けた結果

息子が生まれてから、間もなく4年3カ月。実は、生まれた時から日々の様子を5行日記で書き続けている。といっても、毎日があっという間に過ぎていってしまうので、つい書き忘れてしまうこともあり、結構歯抜けな部分もあるけど……。

でも、成長の記録を書き続けてみて良かったなと思う。
今日は、何が良かったなと思うのか振り返ってみる。

なぜ5行成長日記を始めたのか?

きっかけは、妊娠中に見ていたHugKum(はぐくむ)という子育て系情報サイトで、同じようなことをしている人の体験談を読んだこと。子どもの成長記録を大学ノートで5年日記のように書いてみてよかったよ、という内容だったと思う。

もともと「きっと、生まれたら日々成長し、どんどんできることが増え、あっという間に大きくなっちゃうんだろうな〜」と思っていて、その成長を記しておきたいと思っていた。そうはいっても、本屋さんなどで売っている5年日記をわざわざ買うのも、続かなかった時が残念だから(笑)躊躇していた。

でも「大学ノートなら、最悪続かなかったら別の用途に使える」と、始めるハードルが低くなり、大学ノートで5行日記を始めたのだった。

ノート1冊が1カ月分で、中は見開き1ページが1日となっている。1ページ30行タイプのものを用意すれば、罫線の端に丸ポチがついているところで、ちょうど5行。つまり、片ページに6年分かけるという計算だ。

さすがに12年書こうとは思っていなくて、とりあえず保育園卒業まで続けるつもりでスタートした。なので、日記は左ページ+右ページの5行分程度しか埋まらないと思う。
そのため右ページが空きがちなので、こどもが絵を描いたり、子どもがプレゼントしてくれた塗り絵や折り紙、保育園から持ち帰った作品で収まりそうなものを貼ったりしている。あと、息子の保育園の連絡ノートはA5の紙をファイルで綴じたものなので、過去の連絡ノートもバラして該当の日付の右ページに貼っている。

大学ノートで5行成長日記を始めて良かったと思うこと

当初の懸念はみごと裏切られ、歯抜けではあるものの、丸4年続いている。ここまで続けて良かったなと思うことを書き出してみた。

① 去年の今頃は、こんなだったのかぁ!と懐かしさに浸れる

同月日の1年前、2年前、3年前が1ページにまとまっているので、毎日書く時に

「あぁ、去年の今頃は進級を嫌がって『ちゅうりっぷ組最後の日になったら、終わりの日までずっと保育園行かない』とか言ってたなぁ〜(3歳児クラスに行きたくなさすぎて、3歳児クラス以降卒園までの登園拒否宣言)」

「2年前の今頃は、歩きながら口モグモグさせて『ブーブー食べてるの』とか、謎の言動してたなぁ〜(食べること大好き→好きなものは食べる=好きな車も身体の中に取り込む、という思考か?)」

と、懐かしさがほとばしる。これがなんとも楽しい。このために書き続けていると言っても過言ではない。

② 特性・好き・得意がよく分かる

未来に残るものだし、将来は息子に渡すことを想定してるので(今のところは)、なるべく負の感情は書かないようにしてきた。こんなことができた、こんなおもしろ言動があった、こんなこと考えてこんな発言していた、といったことを書いている。

なので、好きなことや得意なこと、息子の持っている本質的な特性みたいなものが非常によく分かる。

例えばうちの息子の場合、リスク回避能力が高いのではと思っている。0歳の時は、ハロウィンで仮装した先生からのお菓子を絶対受け取らなかった(本来、仮装した子どもが大人からお菓子もらうんだけど…なぜか逆w)。さっき書いたように、3歳児クラスに進級したくないあまり登園拒否宣言したり、節分の時には鬼が怖くて、事前に「その日休みます」宣言したり。

就活の自己PRシートなどを書く時「両親に自分の強み弱み聞いてみるのもひとつ」と言われたけど、親って、嫌でも子どもの特性がよく分かっている。でも二十歳そこそこの男子が、面と向かって聞いてくるとは思えない。そんな時、成長記録めくりながら気づけたらいいのではなかろうか。


大変だけど、将来の財産になるはず

②については、期待した通りに使ってくれるのか全く分からないけど、少なくとも今の気持ちとしては、将来の息子の何らかの役に立ったらいいなと思う。

親として純粋に楽しいのは、圧倒的に①に書いたこと。逆に0歳のうちは、日々まっさらなページに書いていくので、この楽しみを享受できないのだけど(笑)。でも、1歳の誕生日を迎えた瞬間から確実に、懐かしさ満載で楽しくなるはず。

日々、書きたいと思うこどもの言動、成長はたくさんある。1つ1つは、ほんとにささいなことなので、一日の終わりに書こうと思うと「あれ、なんかあったんだけど、なんだっけ?」となることも、しばしばだったりする。それを思い出すのに一苦労だったり、5行とはいえ数分かかるので、その時間を捻出するのも(気持ち的に)大変なこともある。

でも、子どもとの生活の中で心動くことはた〜くさんある。それを書き記しておくことは、将来親子ともどもにとって財産になるのではないかと思い、今日もまた5行埋めていく。



あ、一昨日から書いてないから、3日分書かなきゃいけないじゃん(笑)。

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