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【バズに必須】視聴維持率を上げる裏技を紹介

はじめに

突然ですが、TikTokにおいて「ネタはいいのにバズらない」そんな悩みを持っていませんか?

自分以外の人のバズっている動画と同じネタを扱ったりもしたし、TikTok以外の場所(ネットニュースや他のSNS)で話題になっているものだから情報のニーズはあるはずなのに、自分の動画はバズらない。

これはビジネスや旅行などをはじめとする情報発信系のジャンルでよく聞く悩みです。そのバズらない原因は人によって様々ですが、多くの場合は「中盤の視聴維持率」が低いことが大きな原因となっています。

TikTokの動画を作ろうとした時、ほとんどの場合は何か伝えたいもの・見せたいものがあると思います。もちろんそれらは自分の中で重要なもので、多くの人にとってもニーズのあるものでしょう。故にそこにばかり意識がいってしまい、中盤の内容は疎かにされがちです。シンプルにいうと、「動画を最後まで全部見てもらえる」という前提で動画を作ってしまっているのです。

しかし正直なところ、それではバズりません。何故ならTikTokはレコメンド機能がメインの受動的な視聴スタイルのため、いくら伝えたい内容の部分を凝っても中盤が疎かになっていると視聴者は終盤まで待たずに離脱してしまうからです。

せっかくの価値ある情報を、中盤が疎かになったせいで見せることができずにバズらなくなるのは勿体無いですよね。そのため今回は、動画で一番見せたい所まで視聴を維持させる裏技を紹介していくのでぜひ参考にしてください。

視聴維持アップの裏技:音声読み上げの活用

「裏技じゃないだろ!」「そんなことかい!」という批判の声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。機能としてはよく知られており多くの運用者が活用している音声読み上げ機能ですが、この機能一つとっても使い方によっては平均視聴率がグッと上がり、再生数には雲泥の差が出ます。

そんな音声読み上げの活用術を今回は3つに分けて紹介していきます。最後には弊社が運用しているロート製薬様の動画も用いて紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

読み上げ機能とは
-動画内で入力したテキストをAI音声に変換して読み上げることができる編集機能のこと。Capcut(編集アプリ)やTikTokの編集画面でテキストを入力し、音声の種類を選択するだけで誰でも無料で利用することができ、簡単に音声の生成ができることが最大の魅力。

ポイント①:声と声の間の余白を詰める

-読み上げ機能を使ってバズっていない動画でよく見るのが、声と声の間の余白が大きいものです。読み上げ機能はテキストをただ読み上げさせるだけだと、文章と文章の間や不自然なタイミングで余白ができてしまうことが多いです。1秒にも満たない間ですが、それをカットせずに使ってしまうと余白が生まれ、そこが視聴者の離脱ポイントとなってしまうのです。以下で同じ文章でバズる間隔の編集画面と、バズらない間隔の編集画面を紹介します。

バズらない間隔(音声付き)

バズる間隔(音声付き)

数秒の読み上げだと微差に感じるかもしれませんが、これを繰り返すことで動画の尺自体もコンパクトになる上にユーザーに絶え間なく情報を提供することができるため離脱を防ぐことができます。


ポイント②:人気のボイスを使用する

-TikTokにおいて、聴き馴染みのある声というのは最重要項目です。自分の好きなボイスを使うのももちろん良いですが、それ以上に聴き馴染みのあるボイスを使うことで視聴者にとっては視聴によるストレスが軽減され、視聴維持率が増加します。以下ではTikTokで人気のボイス一覧と使用されている動画の例を記載するので、確認してみてください。

- ヒカキン:https://vt.tiktok.com/ZSYqF22fn/

- 修一郎:https://vt.tiktok.com/ZSYqNuo9d/

- マツダ家の日常https://vt.tiktok.com/ZSYqN7Mgy/

- まちこりーた:https://vt.tiktok.com/ZSYqFdX88/

- 元気ロリ:https://vt.tiktok.com/ZSYq6ENfq/

- 坊ちゃん:https://vt.tiktok.com/ZSYbJXSA6/

- Miho:https://vt.tiktok.com/ZSYbUrUgp/

-青山龍生:https://vt.tiktok.com/ZSYgA39um/
※voice voxのみ


ポイント③:トレンドのボイスを使用する

- AIボイスのクオリティが高くなってきたこともあり、今年に入ってからはボイス自体がトレンドになることも多々あります。例として、2ちゃんねる創立者としても知られる西村博之さんのボイス「ひろゆきボイス」は女性のvlogを中心に大きなトレンドとなりました。ここではただボイスを使用するだけではなく、ひろゆきさんの特徴的な口調を女性が使用することによるギャップが人気の要因となっています。このようにボイス独自のトレンドに乗ることで視聴維持率はもちろん、冒頭の離脱も減らすことができます。

使用例として弊社が運用を担当させていただいているロート製薬様の動画にてひろゆきボイスを使用した際の例を紹介します。

この動画はボイスなしで見ると一見ただの作業動画であり、公式発信の動画として若干お堅い動画のように見えます。しかしここにひろゆきボイスを追加することで一気にポップでTikTokトレンド感のある動画になります。それに加えて逐一状況を説明することで奥の作業者が仕事中に遊んでいることなどをアピール。よって視聴者は常に動画の中のどこかに注目することになり、離脱を防ぐことに成功しました。

また、「ポイント①」で紹介した声の余白を最大限まで排除し、常に視聴者に
情報を与え続けることによっても離脱を防いでいます。その結果、一番見せたかった氷が溶け切るシーンまで高い視聴維持を保つことに成功し、100万再生を超える動画にすることができました。


音声読み上げ機能の著作権

今回紹介したボイスの中には、商用目的での使用が禁止されているボイスも複数存在します。広告動画など、商用利用する際には自分が使いたいボイスが商用利用可能なのか、しっかり調べてから使用するようにしてください。

まとめ

今回は視聴維持率を上げる裏技として読み上げ機能の活用術を紹介しました。ダンス動画やビジュアル推し動画などのエンタメ系ジャンルでは重要度が下がりますが、何らかの情報発信をするジャンルにおいて、視聴維持の数字は非常に重要なポイントとなります。もし今回の記事が好評であれば今後、視聴維持率を上げるための極意や別の裏技・インサイトの正しい確認方法なども紹介していこうと思いますので、ぜひいいねとフォローをして待っていてください。

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