信頼関係ができる喜び

いま私の働いているミュージカルスクールでは、3-4ヶ月くらいごとに担当クラスを持つ。
レッスンを重ねるたびに、子どもとの信頼関係が生まれ、お互いにリラックスした状態でレッスンを進められるととても有意義な時間が過ごすことができる。

しかし時折、代講として担当でないクラスを持つこともある。
今回、辞めてしまったスタッフの代わりとして、途中から担当することになったクラスがある。
はじめは、そのクラスが何に取り組んできたのかを把握し、どんな子どもたちなのかを理解することで精一杯。そういう時期は子どもたちに対しても伺いながら接する形になってしまい、あまり思うようにレッスンが進められない。
この途中から担当になったクラスだが、今週末は2日連続でリハーサルを担当することになった。過ごす時間が長くなり、この子たちに何を伝えたいか、どうレッスンを組み立てたら効果的か、を自分なりに考えられるようになると、レッスンがスムーズに進行するし、何より子どもたちとの関係が深まると、伝わる量が圧倒的に変わってくる。
そして、2日連続でレッスンができたことによって、より子どもたちの成長を感じられ、とても有意義な週末となった。子どもたちの目つきすら変わることを感じられると、とても嬉しいのだ。

この夏、様々な年齢のクラスを担当するが、一人一人と信頼関係をつくり、子どもたちにとっても、自分にとっても実りのある時間にしたい。

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