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香港に戻るまであと23日 【パイナップルパンとハイキングを始めたきっかけ】

*香港に居た時に撮りためた写真を使用。こちらは香港名物パイナップルパン、菠蘿飽(ボーローバウ)だがバターが挟んであるので菠蘿油(ボーローヤウ)と呼ばれる。珍しく冷たい鴛鴦と。

こんばんは。昨日の面接の後遺症がまだ残っているが、今日も区民センターのジムとダンスに行った。もう9月の半ばだ。香港から戻って2カ月と1週間。時間が飛ぶ様に過ぎて行く。

去年の9月と言えば、香港で自分の生活の一部となった、ハイキングを初体験した頃だ。

2019年4月に香港に移り住んでから9月まで、香港で過ごした初めての一夏は家に閉じ籠もってオンラインで勉強をしていた。家に閉じ籠もって居たのは香港が異常に蒸し暑かったせいも、勉強が大変だった事もあったが、6月から始まったデモのせいでもあった。

デモが始まって、香港で行われているありとあらゆるイベントがキャンセルされた。世界中から人が集まる国際的な展示会やら、真夏の風物詩のドラゴン・ボート・フェスティバル等、浮かれた行事は街から消え去って、毎週、時には毎日、デモが続いた。

元同僚達も、集まらなくなった。香港の政治については家族や親しい友人でさえ意見が異なる場合が多く、チャットグループでも皆話題として避けていたし、一緒に食事する事も減った。個人で話すと、毎週末の家族での集まりさえも喧嘩になるから少なくなったと言っていた。

なので、外出は犬の散歩くらい。あまりに新しく人と出会う機会が無いので、ネットでどうやって香港人と会って友達になれるか探してみた。その時に、香港のハイキングのコミュニティに運命的な出会いをしたのだった。

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