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99%はバイアス

『「本は自分の興味があるものだけでいいから、ネット書店だけ利用する」
ということをやるとどうなるだろう。
最初のうちは効率的に見える。
しかし、効率を重視するあまり,
「書店で偶然に面白い本と出会わなくなる」という非効率な結果が待っている。
つまり、遠回りによるメリットがなくなってしまう』(本文P249〜P250より引用)

ここで、思わず拍手喝采をしてしまった。

なぜなら、この本との出会いがまさに上の文章の謂そのものでした。
用事があり、自宅から1時間以上離れた駅で、たまたま入った本屋さんで、偶然見かけた本でした。
実は、ひろゆきさんに対して「バイアス」がありました。
ベストセラーになっている『1%の努力』は途中までしか読めなかった。
なんとなく途中から読む気が失せてしまったのです。
だから、最初,この本を本屋で見かけたときその時できてしまったひろゆきさんに対しての「負のバイアス」が頭をよぎりました。
ところが、パラパラと立ち読みしてみたらなんだか面白そう。で、買ってみた。
そしたら、
大当たりでした。

ひろゆきさん、ほんとに柔軟で多様な視点でものを考える人なんですね。
人が絡む職場や、スピード感溢れるネットがらみの環境に身を置かなくなって久しい自分です。
そののんびりした頭の中を、激しく揺さぶりまくる本でした。
久しぶりに、付箋貼りまくり、線引きしまくりの本になってます。

キーワードとしては、
「バイアス」「同調圧力」「承認欲求」「反射神経」「有閑階級」です。
いま最もチェックしておきたい内容になっているように思います。

残りあと50ページぐらい。
まだまだ楽しめそう!

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