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お盆に思い出した根性教育(怪しげ)
大学を卒業して新入社員として入社した会社では、根性教育(名称はブラック企業っぽいw)という、入社時の研修があった。
研修は寺で行われ、規則正しい生活や、精進料理、掃除、座学、マラソンなど、ちょっとした苦行だったが今考えると、そういった教育は気を引き締めるには役立ったと言える。
座学の講師で印象に残っているのが、会社の年配役員の方で、人間としての行いについての話をされていました。
日本は宗教への信仰心は浅いですが、お盆やお葬式などで、代々伝わる行事はあったりする。
うちの宗派は浄土真宗で、講師の方の話の中にあった、輪廻転生には六道と言われる地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天界という霊界が存在するという教えは共通しています。
仏教の教えによると、人間界は悟り(四苦八苦から解脱する)を開くための修行の場であり、お盆は人間界にいるわたしたちと、霊魂となったご先祖様が繋がりやすくなる大切な時期(感謝を伝えるなど)でもある。
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少しスピリチュアル的な内容になってしまうかもしれませんが、最近やたらと眠く、怠けてしまっているのかと気合を入れようともしましたが、体の調和を取るために必要な時期と考え、自然に任せるようにしてます。
一方で、闇雲に苦しい道を進むことが、美徳ではないとも思っていて、自分の身の丈に合ったことをして、周りの人にできることをしていく。その目的が見えているうちは、きっと苦労を乗り越えられると信じている。
そして、生きていく中で宗教じゃなくても、絶対的価値観(これがあれば生きていけるというもの)があれば、人生の軌道修正はできるはずだ。
野村克也さんは、嫁の沙知代さんが亡くなってから、わたしの全てだったから、もう生きる希望は何もないと言って、急に老け込んでしまった印象でした。大きな存在だったので、活躍の原動力となっていたのかもしれません。
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いまの時期に振り返れたのはよかった、無数のご先祖様の肉体・精神の先に自分があって、目には見えないけど繋がりの中にいるということ。
ようやく人間になれてこれた気がするので、もう少しマシな人間として生きていきたい。がんばらなくていい、いらない執着は捨てよう、できることをやろう。
タイトルの絵は、亡くなったうちの犬です。婆ちゃんは、可愛がっていたが、言うこと聞かないと、ホウキでバシバシしごいてた(;^_^A
ボールを投げてエンドレスで取ってくる遊びが好きだった。好きだったかは本犬しか分からないが、大事な家族でした。
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